土曜日は実家の母の7回忌でした。あの6年前の震災の日から10日後に亡くなりました。あの3月は無我夢中でした。どうにもならない震災と母の喪失感をラジオの深夜便を聴くことで耐えられたかもしれません。
その位ラジオ深夜便の特番はありがたかったのでした。
そんなことを思い出しつつ、甥や姪に食べさせたくて、豆おこわを2ドウ蒸かしました。
お墓参りをいったついでに「ふきのとう」をゲット。もちろん土の中からですよ。
会食では、ご住職と最近の葬儀事情のお話で盛り上がりました。しばらく前NHKノラジオで「養老猛」さんが最近の葬儀事情の話をしていたことと、重なりました。
変わりつつある世の中をしみじみと感じます。
帰ってからまた庭仕事です。夫はまた会議です。年度末になってあれやこれやの引き継ぎの会があるようで、日程が詰まっています。
夕方冷たい風が吹き始めました。日曜は雪予報が出ました。なごり雪になりそうです。
その雪に反応した私は、日曜日の予定を急遽変えました。
食器の漂白です。家中の食器の類をすべて漂白します。大きな漬物桶にたっぷりと漂白剤を入れます。土曜の夜に第1陣をぶつ込みました。
そして日曜日朝から、1回1時間半を目途に回転させていきます。食器棚もきれいに拭き、敷紙も替えます。
空き時間には、鍋をクレンザーで磨きます。
大好きな磁器のお皿2枚の縁が欠けているのを発見しました。金継ぎでもできればですが、思いきることにしました。
お気に入りだからこそ、度々使ったのでした。食洗機に入るギリギリのサイズだったから、そこに入れる時に欠けたのかもしれません。
使い切ることで、物を減らすと決めたのだからと、一旦収めた食器棚から出すのに半日を要しました。
使うことがないガラスの器や使いづらい物や使いたくない物を、ゴミ袋にひとつ処分しました。
収納する場所はいくらでもありますから、置いておいてもいいのですが、こうして年に1度か2度漂白をする作業がだんだん負担になるからです。
日常の生活なら今の2割もあれば事足りますが、そうはいかないこともあるのが、我が家事情でしょうか。
それでもかっての半分にはなっているはずです。
結局日曜日だけでは終わらず、コップと茶器と酒器が持越しとなりました。
今朝資源ゴミを出しに行きましたら、どなたか衣類の断捨離をなされたのでしょう、たくさんの袋が出ていました。
終活がブームになってきているようです。
依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
<div align="center">
<strong>
【 中島木材のホームページは <a href="http://www.nakajima-sc.com/" target="_blank">こちら</a> 】
</strong>
</div>
一覧へ戻る