3月4日は母校の高校の卒業式でした。ここ何年か女生徒の華やかな袴姿が見られるのも楽しみにしていました。
式が始まるまでの控室でPTA会長さんが副会長さんに、「スーツの人が何人位か数えておいて下さい」という言葉を聞いて、あれれっと思ったのでした。
進学でお金のかかる時期なので、この袴姿に美容室代など親の負担も大変という話が出ているよう様子です。
袴姿は大学卒業時と思っていたのに、いつの間にやら制服のない高校で始まったのはいつの頃なのでしょう。
着たい生徒に着せたい親もいるから、一律にスーツにしましょうはむずかしいですとのこと。
あと2年はこの状態ですの言葉に、やっぱり????。
つまり2年前には予約をするのだとか・・・・・なるほど。だからどこかの段階でそう決定したということらしいのです。
スーツにしましょうとするならば、今年の入学式の後、そう説明をする必要があるのだとか。
でも強制はできないから、しばらくは様子を見るしかないでしょうね。
卒業して半世紀前後の来賓の皆様、自分の時代の坊主頭に帽子の廃止やらの話題でずいぶん盛り上がりました。
制服が無くなった話題は、ずっと若い来賓の方が提供なされました。
卒業生が並ぶ前を通って来賓は講堂に入ります。いつもは美しい袴姿の女生徒を鑑賞しながらですが、今年はスーツ姿の方の人数を数えながらでした。
多かったのですスーツ姿がざっと3分の1でした。ここ何年かは5本の指に入るかどうかというレベルでしたから、やっぱり何かが変わってきたのでしょうね。
校長先生の式辞、じっくりとお聞きしましたが全部を覚えていられないのが残念です。
①暖かい思いやりを持って・・・・思いやりは他の人を幸せにするが自分をも幸せにする。
②チャレンジ精神をもって、何度つまづいても最後まで粘り強く。その経験を生かして。
③どんな変化にも柔軟に対応する。経験を積みどんなことにも対応する。何を知っているかではなく、それを使って広い視野にたち柔軟な発想をする。
いつも思うのですが・・・・校長先生文章で渡してください・・・・生徒にも・・・来賓にも。
生徒たちは記憶力がいいからいいかあーとも思うのだけれど。
同窓会長さんの祝辞の最後に「いつかは佐久に戻って欲しい。我々は君たちの働く場所をむ作っておくから」の言葉に、父母席から拍手が起こりました。
卒業式なのでは、拍手したいと思ってもしないものなのですが、ハイ私たちも遠慮なく拍手できました。
卒業生の答辞は只ひとり羽織袴姿の男生徒でした。それもオーソドックスでした。
歌の文句にあるのですか?・・・・白紙の答辞
彼がかざしたのは白紙の答辞でした。それにしても立派な答辞でした。一人では越えられない困難も仲間が支えてくれ、後押ししてくれた。
いいわねえ自分の高校生の時のこと思い出してしまったわ。
来賓席の反応・・・・彼、政治家に向きそう・・・・その位堂々とした演説(答辞)ぶりでした。ハイもちろん盛大な拍手が沸き起こりましたよ。
この男生徒、同窓会で毎年一人、活躍した生徒を卒業にあたり表彰しているのですが、今回の受賞者でした。
まことにユニークでもあるようで、こんな子が我が子だったら、さぞかし楽しいだろうななんて想像してしまったのでした。
それにしても3年前の入学式のまだ子供らしさが多少感じられたのに、すっかり青年になった卒業生に月日を感じもしたのでした。
巣立ちを迎えた子供たちの、これからの未来が幸多きことを祈ったのでした。
依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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