昨日スマホを買いにいってきました。機種はパッパツつと決めたのに、夫と2人で1時間半かかりますと言われてビビリました。
それを急いでとお願いしても、夫の会議の始まる時間ギリギリでした。結局夫は昼食抜きでしたが・・・・いいんだそうです、本日は懇親会メインの会議で、30分すれば飲み会になるから、とのこと。
まあー、電話とメールが出来ればと言いつつ、あれこれのオプションも入り、今まで顰蹙していた側から顰蹙される側に立たないように心掛けます(笑)
待っている間、新しい本をもってこなかったことを後悔していたら、バツクの底にありました。ちーちゃんのクラスの「読み聞かせ」用に用意した本が。
まだ先のことと思っていましたのに、もう3週間しかありません。ひとりぶつぶつと読んでいました。
この物語、10年ほど前あまり芸の無い私が、人様の前で余興のひとつにでも生ればと暗唱しようとした物なのです。声に出して読めば10分足らずの物なのですが、これを正確に暗唱するのは意外に難しく、100回も読んだけれど挫折しました。
それを小学校の5年生の読み聞かせにしました。
朗読のお勉強をしている友人から、よその学校でこの物語の読み聞かせをやってみたいと聞いた時、思わず私もと手を挙げてしまったのは、この100回の思い出があったからです。
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」です。
この「蜘蛛の糸」の紙芝居を見たのは、小学校2年の時でした。あまりの恐ろしさにおののいた私は、担任の先生に「地獄が本当にあるか」と真剣に聞いたことがありました。
その時のお釈迦様が蓮池から蜘蛛の糸を垂らす絵や、血の池と針の山の絵、カンダタが蜘蛛の糸をよじ登ってきて、自分の後を登ってくる罪人たちに「下りろ、下りろ」とどなっている絵、そしてカンダタが真っ逆さに地の池に落ちていく絵が今でもはっきりと思い出せるのです。
情報の多い現代の子供たちに、蜘蛛の糸が受けるか心配なのですが、そんな自分の過去の思いを込めて読みたいと思っています。
でも読んでいると、この物語矛盾がいっぱいなんだなあー(笑)
依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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