蕗をとりにこないかと誘われました。二つ返事で会長と出かけていきました。私と会長の生まれたところです。
限界集落も目前かしらという位空き家が増えています。田んぼも畑も荒れています。わずかに周囲を囲ってせんぜ物を作っています。鹿や猪が出るのですね。
電気柵もついているのかもしれません。
太陽光発電業者に売ってしまうとかという蕗畑です。採り時期が少し過ぎているかもしれないので背丈以上に伸びた蕗の下に潜り込んで、小さい蕗を探します。
3つしか歳は変わらないのに、会長ときたら山のことは何にも知りません(私)。そばについていてくれます。
俺は煮たのが少しあればいいと言います。なのであんまり欲張らないことにしました。そうでないとせっかくのお休みが蕗でつぶれますから。
でもねえ・・・・大なべに3つはありそう。
太陽光発電を見に行こうということになり、山道を進みます。昨年の秋、目にしただけでもいっぱいだと思っていましたら、その10倍も設置されていました。
山を切り開いています。
香坂の名水の横に山栗の木があって、毎年楽しみにしていたのですが、伐られて無くなっていました。電柱が立ったせいです。
こんな山奥まで太陽光を付けるには電気を敷かなければなりません。その電柱やお釜は設置事業者の負担ですが、きっと早い段階で枠を確保していたから、パネルが下がった今なら十分採算が合うのでしょうね。
それにしてもびっくりするほどでしたが、これはまだ序の口なんだとか。
新聞で申請しても設置していない数の方がまだ多いという、冗談ではすまない記事を見たような気がします。
私もささやかに設置していますが、投資としては安定した収益を得られるシステムですから、先見の目がある企業が投資先に選ぶのは当然のことでしょう。
今までは目に見えてこなかっただけなんですね。
国の方針って怖いなあーと思ったのでした。
6月1日の日経で「アパート空室率急上昇」という首都圏のアパートの記事が掲載されていました。
3月の神奈川県の空室率は35.54パーセントと初めて35パーセント台に上昇したということです。
東京23区や千葉県でも空室率の適正水準の30パーセントを3~4ポイント程上回っているそうです。
私はこの適正水準の30パーセントなんというのにも驚いたのですが。
なぜ増えたかと言えば、相続税対策でアパートの建設が急増したからです。
相続税対策でアパートを建てませんかという営業トークが飛び交っっているのは事実です。しかし空室が3割を超えて採算があうでしょうか。すごいリスクですよね。
これも国の方針から出たことですね。
空き家対策うんぬんといいながらも、どこか抜けています。
この様子だとアパートはまだまだ建ち続けるでしょう。ローンが返せないかもというリスクがあることも検討の中に入れてください。
依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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