三寒四温を繰り返し春がやってきた。
昨日某金融機関さんの年金サービス担当の方が、昼休み会社に見えてくれた。二日ほど前自宅に来てくれたようですが、母が会社を教えたのでしょう。
そこで世間話が始まったのである。
「私の同級生がこちらに勤めていたのですが、ご存じですか?」「いえー、うちの会社ではないですよ」と私。
「中島さんはこの辺りで一世を風靡していましたよね、いっぱい住宅を建てられて」、ねえそのセリフって・・・・・褒める時に使うか・・・・過去の方がよかったというニュァンスじゃあないの。
「いえー、それもうちの会社ではないと思いますよ」・・・・お隣の会社のことだよね。
当社数の追及だけはしなかったから、一世を風靡するなんていう経営をしたことは一度もない。
大きくすることよりも継続すること。そしてお客様の幸せを願った家づくりをすること。
だからトップの目が行き届かない程の棟数は施工しないし、監督たちは一棟一棟に手をかけ、時間をかけているから、棟数を増やすことは無理なのである。
だからわが社では絶対ないのである。
そのお隣の会社が諸事情で名前を変え、業界を撤退されたから、話はややこしくなったのである。
「お宅で建ててもらったが・・・・」という電話がかかってくる。いいお話でない時は・・・・なんと申し上げていいのか困ってしまう。
建てた時から始まる本当のおつきあい・・・・だから事業は継続しなくちゃあいけないのである。
建てた時から始まるメンテナンスを含めて、家のお困り事に対処していく責任があるから。
最初から最後まで世間話がよくかみ合わなかった。でもねえ私とっても複雑な気持ち。
こんなに混同している方がまだいるなんて・・・・・本当に切なくなってしまったのだ。
人の口に戸は立たないと言うけれど、一度インプットされた記憶も訂正してもらうのは大変なことなのだと。
肝心の年金の振込先を変更する話は丁重にお断りしたのでした。
それでもびっくりぽんでした。
依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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