昨日は松本市で不動産コンサルティングの専門教育の研修会でした。50分授業を6時限・・・・まあ90分でないことを喜びました。
最初の3時限は「信託」の基本的仕組みと特徴から始まり、ケースで考える民事信託の基礎、そして民事信託の限界まで。
2年ほど前に長野県の不動産コンサルティングのメンバーが最新のこととして、この「信託」の勉強会を開催してくれていて、おおよその知識きは入っていたのですが、会場を出る時には何割か置いてくるのが常で、あらためてなるほどと勉強です。
もっとも、信託の仕組み自体が出発したばかりです。
我が国の健康寿命が男性71歳、女性74歳、平均寿命までの男性8年女性12年は誰かの世話にならなければならない現実から入りました。
後見制度もありますが、それだけでは解決できない、資産の管理・運用などを信託という仕組みにのせるということです。体力も意思能力も低下した時のために、あらかじめ準備しておくのです。
賃貸物件のオーナーである方が認知症になった場合、コンプライアンスが問われる今、契約の更新に支障がでます。
家族の方と信託契約を結んでおけば迅速に話がすすみます。
信託は所有権を受託者に移します、これは信託の登記と同時にします。
信託をするには「何のために信託するのか」の目的が必要です。
信託は①遺産分割対策 ②納税資金対策 ③節税対策などの対策としても利用できるようです。
頭の隅に「信託」という言葉をインプツトされておくことをお薦めいたします。
残り3時限は民法改正について・・・・・まだ国会を通っていないのですが、通れば3年以内に施行されます。
この明治29年公布の憲法を社会・経済状況の変化に合わせて改正です。
見直しの対象は債権関係の規定、主に契約に関する規定が中心です。
わかりやすいものとする。判例法理の明文化。
法律の条文って1度読んだくらいでは頭に入りません。何がどう違うのか・・・・・講師がよ~く説明してくださいました。けれどわかったかと言われると自信ないなあー。
とっても固い内容のお話を無理やり頭に突っ込んできました。
日頃なかなか会えないコンサルの友人ともおしゃべりができ有意義な1日でした。
電車までの時間にお茶して、会場のホテルのバゲツトを2本買いました。このバケットでつくるフレンチトーストがおいしいのです。
昨夜帰宅してから牛乳・卵・砂糖にバゲットを漬け込み、今朝いただきました。
レストラン風に大きなお皿にお野菜を添えて盛り付けると、ちーちゃんがごきげんなのです。
電車で座ったら、隣席の方が咳をしました。ちょっと重そうな咳です、あわてて車両を替えました。高齢の母に風邪をおみやげにはできないから。
移った車両の後方からもひどい咳がしました。風邪の季節ですね、皆様もお気をつけください。
依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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