娘とちーちゃんのお雛様をパパと夫が飾りました。掃除でバタバタ飛び回っていると、ちーちゃんの「わあー・わあー」の感嘆の声がずっと続いています。
ママのお雛様見るの初めてだったんだあー。
夫と飾ってよかったわね、と言い合ったのでした。
たぶんもう少しすれば、興味がなくなってしまうかもしれませんが、今が一番うれしい頃かもしれません。
午後ちーちゃんと「川村吾蔵記念館」で開催された「布でつるし雛をつくろう♪」教室に出かけていきました。
私の先生がこちらの講師をつとめてくださるという関係で知り申込みをしたのでした。
ちーちゃんは私の作品を見て、見よう見まねで針を使いお人形を作っていました。お人形の目を糸を何回かさして完成させていました。
私よりイキイキとしているんじゃあない。
針仕事に興味を持ち始めたちーちゃんにはおあつらえ向きかも。
あいにくの雪模様でしたが、気温が高いので積もりません、ラッキーです。
午後1時から4時まで。先生の他にアシスタントの先生が5名も待っていてくださいました。
出来上がりの作品を見たら・・・・これを3時間で・・・・ですか。
つるし雛ですから、傘に7本紐が下がっています。その紐に2ケずつパーツを下げてあります。
そんなことできますか、たった3時間で。相手は針ももったことのない子供です。
ハイ、大丈夫なんです。むずかしいパーツは先生があらかじめ作成してくださってありました。
それにしても・・・いそがしい。
子供の作業と親の作業の2本立てになっていました。
ちーちゃんの面倒をみるところではありません。すごい勢いで「重ね梅花」を作り「這子の涎かけと顔」を縫い、「おくるみ赤ちゃんの顔」を作り
、顔の目と鼻と口が完成しないうちに「桃」作ります。
よせばいいのに「目」に高度を狙った私・・・・ギブアップです。アシスタントの先生に丸投げしました。
ちーちゃんは「唐辛子」から始まりました。なんで唐辛子なの?って聞いています。「虫が付かないようにですよ」と教えてもらっていましたが、ちーちゃん本当の意味わかったかなあー。
ちーちゃんは「お布団」「巾着」を縫っています。針目が荒いので、中の綿が出てしまいそうです。ちーちゃんが立った間に補正します。
紐に下げるのは子供の担当、最初は糸で縫いつけていましたが、途中からボンドです。
ボンドがテーブルの上を行ったり来たりしています。同じテーブルは偶然同じクラスの子でした。ちーちゃんはとってもうれしかったようです。
最後はもう時間がありません。なんとか形にしなければと、すごい荒業です。
本日ここに置いていかねばなりません。次の日から記念館で展示、そしてその後14日から近代美術館の入り口に展示してくださるのだとか。
写真をとるので、ピンで仮止めしておいてくださいと。おまけに「私が明日きて仕上げますから」と先生。
えー、それも困るわ、荒業バレバレになっちゃう、とびびった私です(笑)
作業中、ずっとケーブルテレビが取材のカメラをまわしていたのですが、そちらに神経を回す余裕全然なしでした。
終わりにちーちゃんとお友達にインタビューがあって、とってもびっくりしたのですが、ちーちゃん何とか答えられたようです。
すごい経験だったらしく、「みんなに見られるのが恥ずかしい」って照れていましたが、本当はうれしかったんでしょうね。
根を詰めた3時間でしたが、10組分をご用意してくださった先生はいかほどにか大変だったでしょう。
子供から親までの作業に手を出してくださったアシスタントの皆さんにも心から感謝申し上げます。
巾着ってなあに・・・・お財布のことよ。イソギンチャクって覚えていたけれど・・・・。
薬袋ってなんで三角なの・・・・・昔の薬は紙包みだったから・・・・・・もう死語になりそうだわ。
先生がおじいちゃんやおばあちゃんがいて、お父さんやお母さんがいてあなたたちがいる。このお雛様もだいじに伝えて言ってと、子供たちに命の大切さのお話をしてくださっていたのに、私は「おくるみ赤ちゃん」に集中で、ごめんなさい先生肝心なお話お聞きしていませんでした。
こんな楽しいことなら来年もって思うところですが、来年はなさそうな雰囲気でした。
一つひとつ経験を積んで自己肯定して生きていてほしい。ばあばの願いです。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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