10年位前だろうか、市内で松枯れの木をショックを受けたのは。
あれよあれよと言う間に、赤く枯れた松が当たり前に存在するようになった。
行政も補助金をだしているが、とても追いつかないのが現状。
こうなれば自然淘汰までいくしかないのだろうか。
マツタケはもう高値の花というより、絵に描いた餅にしかならないかも。
25日の信濃毎日新聞に安曇野の取組が掲載されていた。
「松枯れ対策、農薬だけに頼らず」の見出し。
安曇野市と市民団体「あずみの再活(さいき)の松プロジェクト」は24日、安曇野市明科の岩州公園周辺
で、松枯れ対策としてキツツキの1種アカゲラの巣箱掛けをした。
松を枯らすマツノマダラカミキリの幼虫を食べるアカゲラを引き寄せることで、被害を減らす狙い。
同公園では、今年6月、市内で初めて有人ヘリによる農薬の空中散布をしたが、薬剤だけに頼らない方法
として試みた。
巣箱は同プロジェクトの活動に賛同した市民や野外保育所の利用者が作った物。農薬空中散布に反対する市民も
含めて親子連れら20人余が国道403号線から岩州公園までの1.5Kを歩き、道沿いの木8ケ所に巣箱をつけた。
同プロジェクトはこれまでに市内各地に220個の巣箱をとりつけたという。
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あの赤く枯れた木を見ると、ゾッとします。
植えすぎなのか、温暖化なのか、その理由は知りません。
でも自然の世界の摂理に異常に介入した人間への警告かもしれません。
こんなことが次から次へとでてくるのではないでしょうか。
ミツバチがいなくなったとか、ありますね。
自然の前に我々人間は非力なのだと思い知るのです。
謙虚さを忘れた人類の行き着く先はどこでしょうか。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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