少し前にスペインの炭鉱事故のニュースを見ました。中国でもあったように思います。
長野労基の6月の「ひと口コラム」は「戦後最大の労災事故と言えば?」と少し重いお話。
昭和38年11月9日に発生した三井三池炭鉱事故は、死者458名、重軽傷者555名を出しね戦後最悪の
炭鉱事故・労災事故と言われています。
一番深い箇所が有明海の海面下600mにも及ぶ坑内電車を乗り継いで1時間もかかる大きな炭鉱で、
1200人以上の労働者がおりました。
事故は石炭を積んだトロッコが火花を出しながら暴走し、坑内に浮遊する極めて細かい石炭の粉末
(炭じん)に引火して大爆発を発生し、その爆発によるものの他のCО中毒も発生し、多くの人命
を奪うこととなりました。
炭人爆発は常に清掃し水をまいて湿らせておけば防ぐことができたと言われていますが、「三池炭鉱で炭
じん爆発事故なんておきるはずがない」「実際に何十年も起きていない」などとある種の「安全神話」があって、
また、合理化による「炭じんや酸素濃度などをチェックする保安要員の削減」も要因と言われています。
なお、平成9年3月、江戸時代から始まった採掘に幕を閉じています。
以上引用終わり。
この事故のこと覚えています。
テレビで放映された「真っ黒によごれた炭鉱夫」の姿。悲惨な事故でした。
高校のストーブは石炭だったけど、いつしか我が国は石油に頼る時代に入って行きました。
黒いダイヤと呼ばれた石炭は我が国の国力だったはず。
安全・安心を優先できるのは先進国のしるし。
安心・安全は何もない時はただのコスト高であるから、それがない国との競争は大変。なにより人の命は大きい。
韓国のフェリー事故は韓国のゆくえを大きく変えるだろう。
年を取ったらクルーズがいいわよ、とお薦めいただいていたが、怖くて乗れないと思うのは、私だけではあるまい。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
<div align="center">
<strong>
【 中島木材のホームページは <a href="http://www.nakajima-sc.com/" target="_blank">こちら</a> 】