3年に1度の総会が終わりました。その後の片づけ仕事も多々あるので、すっきり完了ではありませんが、身体の方が正直に反応しました。
時たま計測している朝の血圧が下がりました。体重が少し落ちました。
寝ていても、頭のどこかで意識していたのでしょう。これをストレスというのかもしれません。
土壇場になって出席や欠席のご連絡が入ります。その度に名簿を作り直してテーブル番号を変えて、資料を作り直してを繰り返しました。
究極は、あと30分で着きますが、お一人申込みしてない方がバスに乗っています、と電話が入りました。そして日にちを間違えて欠席なされた方も。
上は80歳台から下は卒業後3年のお嬢さんまでの女子大の同窓会の県の総会です。
総会といっても懇親するのが目的なのですが、そこは総会ですから、一通りの手順がありまして。
私、十分にシュミレーションをしてしまったのかもしれません、本番まで緊張が継続していませんでした(笑)
ご挨拶は原稿を用意して、最悪の時は読むことにして、準備にかける時間を倹約したのでしたが、演題に置いた原稿が読めない!!・・・・。
あーあなまじ原稿なんか作るからいけないのよね。自分の言葉でお話しすればいいのにね。まあーそれでもご来賓もおいでだから、決まり文句は省略できないしねえ。
まあーそれでも・・・時間が経てば終わるわ・・・・。
分単位のスケジュールで総会は進み、議事も承認いただき、役員のご紹介も終え、次期開催地のお誘いのご挨拶もいただき・・・・・写真撮影。
どこで撮影するかって・・・・・ホテルの階段利用・・・(笑)
ホテルの営業の方が毎年そこで撮られている50人程のグループがおられるから、の提案にのったのでしたが、少々人数が多すぎたかもしれません。
外で撮れれば理想だったのですが、台は写真屋さんの持ち物で、台だけお借りするなんてできません。プロに撮影をお願いすると予算オーバーなのですね。
夫に撮ってもらって、1時間で焼いて、お帰りまでにお渡しです。
懇親会の開始です。
ご来賓に学園や同窓会の現状をお聞きして、いよいよ会食です。
デザートあたりで、お一人ずつの一言メッセージが始まります。司会がお一人1分でと強調しています。
この一言メッセージをすることにより、同窓生の絆や連帯ができると思うのです。
あえてアトラクションも用意せず、全員のお話に皆さんが耳を傾けられたのでした。
お一人1分は短い時間ですが、皆さんその中で『心』『パワー』を伝えてくれるのでした。
仕事に趣味、そして介護まで人生の縮図がそこにはちりばめられていました。そうなんです。皆さんパワーをいただけたのだと思います。
さすがに「校歌斉唱」の時間はありません。開始前に流していたBGMでご了承いただいて、次のバスツァーに向かいます。
バスツアーにご参加されない皆様とあわただしくお別れです。
ところが泣き泣き持っていた天気だったのですが、雨です。それもザアーザアー状態。
これでは「白糸の滝」は無理かしら、と「千住博美術館」になりますと出発したのでした。
1キロばかり走り始めましたら、木々に覆われた道路にこもれ日が差します。木々の間から青空も見えます。何ということでしょう。
旧軽井沢の高級別荘地の中をバスは進みます。ふだん皆さんが行くことのない珍しい場所です。軽井沢銀座で軽井沢彫の工房とお店を経営する柴崎さんが
地元の人のみ知る情報を教えてくれます。
軽井沢検定を持つ井出さんとお二人がガイドを務めてくれます。
白糸の滝はいつものような美しさでした。浅間山の地熱で水温は11.5度と高めですが、ここが湯川の源流だと井出さんの説明が続きます。
雨に濡れた木々はイキイキとして、雨上がり独特の森林の香が漂います。
軽井沢銀座に戻り、徒歩で聖パウロカトリック教会、軽井沢ショー記念礼拝堂、そして室生犀星旧宅とまわります。
室生犀星旧宅のお庭の苔の美しさは群を抜いています。家の中には入れませんが外から十分見れます。床の間に活けられていた「のぼり藤」のお花に私反応しました。
あんな風に活けるだあー、と。なかなか癖のあるお花だと思っていたのですが。いいお勉強になりました。
制限時間5時までたっぶり歩いて、すごく満足したバスツアーになりました。
でもなんとも欲張りの1日となりました。それにしても1日中挨拶が付いて回った1日でもありました。
終わったということに意味がある・・・・・そう思っています。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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