桜は満開に近づいているものの、天気は冬に戻ったよう。そんな中「鼻顔稲荷」の桜をめがけているらしい大集団と出会いました。新1年生です。5クラスか6クラス位でしょうか。
外気温10度でした。あいにくのお花見ですね。トレーナー程度で上着も着ていない子もいたりして・・・・・若いからいいのかしらねえ。
お客様感謝祭のご案内をお届けしているのですが、先日玄関先が物で溢れている家が目に付きました。そして何気なく2階のベランダに目を移しましたら、こちらも物が積まれていました。
エッーと、2階の半分カーテンが開けたままになっているお部屋も、物が溢れていました。
私たちの子供の頃は物が十分になかった時代でしたから、家中物で溢れることはありませんでしたが、高度成長時代になって以降、どんどんと物が家に入りこんできました。
お金を出したものですから、簡単に処分はできませんが、入ってくるものの数のほうが圧倒的に多いので、皆さんが収納、収納とおっしゃる気持もわかります。
しかし、その収納に将来もほぼ使わないものを入れる可能性が大なのだと思います。
お客様感謝祭のご案内をお届けしましたら、ご主人が「ここを何とかしたい」からと、納戸を見せてくれました。
奥行が深いので、奥の物を取り出す場合には、前の物を片付けなくてはならないから、コの字型にしたいとおっしゃられます。
「あのー、物の量を減らすという手もありますが・・・・」と恐る恐る提案した私です。
そしてクローゼットも、何とかしたい、と。ご夫婦がそれぞれ1間半(3m)間口の上下2段のパイプが付いたクローゼツトをお使いでした。
パイプの上にも収納棚がついていて、ケースに入れた衣類を収納されていました。
第一印象・・・・・すごい量です。
ご主人が・・・・いつの間にやら、女房の衣類が僕のほうにも進出してきている・・・・と。
だいたい結婚した当時の20代の時の洋服がとってあるんだよ、と奥様の洋服の多い訳を。
たぶん、和服は別のところにあるのでしょうね。
やっぱりこれはハードの部分をどうにかするよりも、物を減らすというソフトの部分の問題なんだと思うのですが・・・・私はご主人に単刀直入に言い出せませんでした。
70代になられる位のお客様、まだお元気だから、物の管理もできるでしょうが、いずれ自分の物が自分で管理しにくい時がきます。
そのためにも、管理できるボリュウムまで量を減らすことは必要です。
物を処分するにもお金がかかる時代、そして何より体力と気力が求められます。
しかし、物が少なくなると、持ち物の把握ができるようになりますから、無駄な物は買わなくなりますよ。
私も少しずつですが毎日物を減らしています。昨日はビデオテープを一袋戸袋からひっぱりだしました。もうそれを見れる機器がありませんし、今まで見なくても何不自由ありませんでした。
これからも過去を振り返る時間はないだろうと・・・・・思い切りました。
これもまた先日「嫁」の立場の友人と3人で話をしていたら・・・・・物を処分する権限がな~いんだと。わかるわねえ、ほんとこの障害は大きい。自分の物でない物は勝手に処分できないのと、物のない時代に生きてきた年代の「もったいない」精神に出あうのね。
地価の高いところにお住まいの方は、そんなこと言ってられないでしょうが、田舎は物を置ける場所が広いから・・・・・。
少なくとも資源ゴミと可燃物ゴミはためないことから出発ですね。
そして余計なダンボール箱を片付けること。
そして何よりは使わないものを持ち込まないこと、でしょうか。
年に1度集中お片付を5月の連休にしています。今年もがんばります。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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