テレビの料理番組でナス料理をしていた。この時期のナスねえ・・・・と思う。昨今野菜もマーケツトでできると思われている時代だもの。旬など関係がないのかもしれない。
そんな矢先の大雪で、ビニールハウスがたくさん潰れた。あーこのビニールハウスが旬に関係がなくマーケツトの棚に並ぶ貢献者だったのだと、あらためて知ったのだった。
近場で15.000本のシイタケの原木を入れていたビニールハウスが潰れて・・・・と、テレビ画面を見れは、ちょうど収穫できそうなシイタケが原木に付いていた。
この供給があればこそ、この時期でも食べれたのだ。
我が家は一応農家でもあるから、昔から越冬用に野菜を保存する。嫁いだ頃はその越冬野菜で一冬を越すのが当たり前だった。
今頃になれば、大根とジャガイモ位しかなくてとは、1世代前の言葉でもある。
農家の嫁として作ってくれている父に敬意を表して、ナスときゅうりだけは、日常の食卓にはマーケット産の物をのせないことにしてきていたのでした。
もっとも時期になれは、食べきれないほどのナスやきゅうりですものね。
余ったきゅうりは小口切りにして、塩もみにして水気を絞って冷凍にしたり、きゅうりの佃煮やビクルスにしたりして保存。ナスもオリーブオイルに漬けたりしておかげで年間食べていられます。
作ってくれる人に申し訳ないので、一応畑から来たものは、全部使い切ることをモットーに・・・・・ハイ、努力していますよ。
ここの所市内を飛び歩くことが多く、あちこちで潰れたビニールハウスを目にしました。国も撤去費用を全額補助してくれるような方向になりましたが、それでも、これから新しくハウスを建ててというには、就農者の気力というのが一番大事だと思うのです。
たぶん気力を萎えさせた方も多いだろうなと想像できてしまうのです。
季節外れの野菜や果物の陰に・・・・あったんだねえ。
とっても考えさせられました。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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