赤は止まれで青は進め・・・・なんて孫に教えていて「緑じゃん」なんて言われてギャフンとしたことありません?
説明できないんだなあー。
長野労基の8月の「ひと口コラム」は「緑色なのに、なぜ青信号って言うの?」でした。
以下そこから引用です。
奈良・平安時代、色を示す形容詞が、白い、黒い、青い、赤いの4つしかなく、緑、紫も青で表現され、その名残が今も残っているそうです。
世界初の電気式信号機は大正7年にニューョークに設置され、赤、黄、緑の3色でした。
日本では昭和5年に東京日比谷で初めてお目見えし、当時の法律には緑信号と表記されており、警視庁告示に「緑信号は進行すべきことを示す」となっています。
しかし、その設置を取り上げた新聞が、進めの青、注意の黄、止まれの赤と報じたこともあって、市民には最初から青信号と呼ばれるようになり、昭和22年の法令で、正式に信号機の緑色を青信号と呼ぶようになりました。
ちなみに黒板が緑色なのは寺小屋当時、石板に漆を塗った「漆板」が誕生し、その後木板に墨汁を塗った黒い「黒板」になりました。
戦後、黒板を統括するために組合が結成され、それを契機に、昭和29年、日本工業規格で『黒板は緑色」と規定されました。
以上引用終わり。
奈良・平安時代のDNAが現在にも息づいているんですねえ。なんだかその当りがとっても胸に落ちました。
緑の色にも何十と言うほどに名を付けたのは、いつの時代のこと?
あたらしい疑問ですねえ。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家