夕方5時近くになると流れてくるのは霜予想。連休に入っても連日だった。さすがに寒いのも5日までの予報通り、今日こどもの日は穏やかな日となった。
5月3日から5日まで佐久のバルーンフェスティバルがあった。初日前夜からのあまりの寒さに、きっと上がらないかもなんて思い込んでいたら、ニュースで上がりましたの映像。
4日早起きして現地到着6時半を目指して出発です。起き上がったときは「私だけおいて行ってほしい」気分でしたが・・・・。
いつものことながら渋滞で、車窓から上がっていくバルーンを見ます。外気温2度ですから、車の中の方がベターかもしれません。
青空にあがったバルーンが競技の関係でしょうか、下がったりしています。
かぞえたら27~28機。きれいです。
会場は年々出店するお店が増えてとっても賑やか、子供たちを楽しませるイベントも目白押し。バルーンは飛び立てば戻ってくることはないので、いくつかのアートバルーンを見て楽しみます。そして係留バルーンに載ることもできます。
ただ風が出ると中止になってしまうので、並ぶのに躊躇してしまうのですね。もっとも私は違うイベントで載せてもらったことがあるんだなあー。本当に載りたいなら、こんなに大がかりなイベントを狙わない方が確立高いかも。
シートを敷いて朝食を食べた後、荷物を置いていた場所が偶然にも「ホンダトライアルバイクショー」の1等席だったらしく、超ラッキーなことになりました。
10年来来ていたのに、いままで見たことがなかったのに、見たらはまりました。4歳と2歳の男の子は正座して真剣に見入っていました。「ウイリー」なんて言葉知らなかったけど、子供たちは習得済みでした。
ホンダの小林さん本多さんありがとう!!
ジュースをこぼしておしりを濡らした2歳児を抱き上げて写真に納まってくれたけど、びっくりしたでしょうね。なんにもおっしゃらなかったけど、えらいなあーと思ったのでした。
昨年のバルーンの写真コンテストの入賞作品が展示してあり、友人の桜井さだ子さんの作品が目にとまりました。桜井さんの写真はいつもその感性に驚かされます。今回は遅咲きの桜の枝に焦点を合わせて、彩のいいバルーン2機をぼかして撮ってあります。
その色合いとぼかし具合がとっても素敵な作品でした。
連休に入って、このところいただいた句集や会報のお礼状をしたためました。
句集は「油井孝一郎先生」の「老いの愚痴」です。この大先輩は大正12年のお生まれす。句集の第1句が「ともかくも三代揃う雑煮かな」に幸せなご家庭の様子がよくわかります。
お会いするたびに「今を生きる」ことの大切さを教えさせられます。句集の中の何割かを占められているのが、戦争時代の兵士であったことの句です。どう表現するのが正しいのかわかりませんが、若くてもたぶん部下を持つ身、命を預かる立場であったのだと思います。
時たまその貴重な体験をお聞きします。「おまえは俺を泣かせる」と、私の突っ込んだ相槌に涙されたことがありました。
そんな深い思いを読み込まれた句を一つひとつ読ませていただきながら、語り継がねばならないものがあることを強く思うのでした。
この頃は人通りの多い所を5000歩以上毎日歩かれるとおっしゃられていました。私の方が負けそうと弱音を吐いたら、温かい言葉で叱咤激励してくれました。
大事に読ませていただきます。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家