いつまでも冬物が片付けられない信州です。今朝の温度マイナス0.7度とか。吹く風も冷たく・・・・早朝のバルーンフェスティバルに行く元気が出ません。
きっとこの風だから上がらないよ、と勝手に決め付けていたら、しっかりきれいに上がったようです・・・・とっても損をした気分の私です。
明日の朝こそ!!
1日の午後娘たちを迎えに伊那市まで走りました。峠はまだ春浅く、木々の芽吹きが始まったばかりです。 里の唐松の芽吹きが一番美しい頃です。この色をなんと表現すればいいのでしょうか。平安時代の人々でしたら、この緑をすばらしい言葉で言ってくれるはず。
黄緑より濃い目でとっても澄んだ明るい色・・・・人間なら絶対小学校1年生というあたりです。・・・・なんという表現力のなさ。
峠の頂上は唐松の芽吹きが始まったばかり、それが下るごとに色が変っていきます。10日間を15分で見れる贅沢な時間でした。
7月になれば濃い緑1色にも見える山ですが、この芽吹きの季節はどんな人でも詩人になれます。うすい緑のバリェーションの中に山桜の薄桃色が彩りを添えています。
こんなに山桜の木があるなんて、やっぱりこの時期でなくてはわからないこと。
目を奪われ続けた小さな春を堪能する旅になりました。
いつもは時間の都合で素通りしている岡谷市で「うなぎ」を食べることにしました。以前道路を間違えて入ったら、うなぎを焼いているのを見てしまったのです。それ以来チャンスを狙っていました。
岡谷は「寒の土用丑の日のうなぎ」を売り出しています。
以前見たお店は「お持ち帰り専門」だとか。そこでパンフレットをいただいて、カーナビを頼りに・・・・お薦めの1番店はうなぎが売り切れ、2番店には本日休業の札がかかっていました。
もうこうなれば、どうしても「うなぎ」です。
幸いにも3番店は開店ののれんを出すところでした。
本当にうなぎと鯉と川魚しかメニューにありません。
ぷっくり、こんがりと焼けたうなぎはマーケツトの出来合いのうなぎとは似て非であることをあらためて感じたのでした。
ただタレが私には甘すぎるのが難でしたが・・・・これで元気100倍になるはず。
それにしても「うなぎのまち岡谷」ということですが、うなぎやさんがいっぱいです。
機会がありましたら是非食べ比べてください。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家