先日の「寒の戻り」の続きです。まさかこの時期だから言葉の使い間違いかなと思っていたら、その後の天気予報でもその言葉がでてきました。
寒さの戻りと同じに使っているのかなと思いましたが・・・・いゃあ実に3月の寒さに戻りました。
夕方霜予報が防災無線から流れ、帰宅しょうと事務所を出たらあまりの寒さに首をすくめてしまいました。
事務所の中は外の影響をうけない造りだから、ここまで寒いとは気がつきませんでした。
お客様のところへお届物があっていつもと違う道を通ったら、桃の花が咲いていました。いつもなら連休頃咲くのですが。
今桜が満開なのです。テレビからこの寒さだと桜が長持ちしていいですね、と流れてきました。
先ほど見た桃の花・・・・霜が絶対に欲しくない時期なのです。
大霜になれば、今年の収穫はガクーンと減ります。
母がプルーンの花はどうですか?と父に尋ねます。早生の分はほぼ満開だよ・・・あ~あこちらも大変なことになりそうです。
霜に当たると実らなかったり、実ったとしてもサビというあざのようなものが皮に残り商品価値がなくなってしまうのです。
だから花が早く咲くような年は油断がならないのです。
梅もそうですが・・・・霜に当たると今年は不作だなとわかってしまいます。だから豊作の年には、それを見越してたくさん漬込むのです。
朝目覚めたら空が灰色に見えました。あ~よかったと思いました。霜害は逃れたのかもしれません。
農業は自然が相手です。だからいつも天気を気にしています。
まあ桜が長持ちすれば、それで潤う方々もいられるのでなんとも言えませんが。
花冷えの季節です。皆様も体調を崩されませんようにご自愛くださいね。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家