高遠の桜も開花とか、昭和58年以来の早い開花だという。
会社の裏側のお宅の白もくれんが、純白色にほころび始めました。このもくれんを見ると本格的な春を感じます。
咲き始めた花の一つひとつに春を感じています。杉花粉もその春のせいなのですが、時に私は無事です。
近くのコンビニでお客様にお会いしました。
先日、体調を崩して入院した奥様でした。「出かけられるようになってよかったですね」「初めて出かけてきました」とのこと。
今までは自転車で買物にいらしていたのに、真新しい「ばあちゃん車」でした。
「細く長くですからね、無理は絶対ダメですよ」と念押ししました。
入院でご主人の介護ができなくなっての騒動でしたが、半月遅れでご主人も帰宅でき、ようやくもとの日々が帰ってきました。
顔を出して様子を見ること位しかできなかった私ですが、一時はどうなるものやらと案じたのでした。
それでも日毎に奥様の顔色がよくなるのを見て、安堵したのでした。
ずっと痛みを我慢してこられていたのでしょう。
ようやくヘルパーさんを受け入れることを了解し、お二人で生活できる方向になりました。
介護の世界は人不足だと、その道の人が教えてくれました。
仕事がないというけれど、選らばなきゃああるのよとも。世の中はほんと男子不況かもですね。
看てもらう人はどんどん増えるし、介護保険も大変だわね。ところで私たちの時代は
どうなってしまうのでしょうね。
まあ看てもらう立場よりも、私たち団塊世代を看る立場の方が大変って言われるだろうけれどね。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家