春とは名ばかりの軽井沢に行って来ました。来年の初夏にバスツァーを企画していて、その下見のさらに下見です。
佐久ではなんとか持っていた天気でしたが、昼頃からポッポッと降り始めました。それでも温度は2度ですが、やさしい降り方でしたので続行です。
旧軽井沢はこんな日でも多くの観光客であふれていました。神宮寺の駐車場から別荘地の横を通って商店街に出ます。
そこからまずショー祈念礼拝堂へ。苔むすお庭に樅の巨木です。30mはありそうと思わず天を仰いでしまいました。
中でお祈りすることもできましたが、心ぜわしい気分では入ることがはばかれましたので、後ろにある別荘第一号を復元した「ショーハウス」に行ってみました。
あいにく3月31日までは冬季のお休みでした。
旧軽井沢の別荘地はこんな季節でも、苔むしてとってもきれいです。しっかり手入れがされているのです。
手入れがされていないところは今の時期、お庭が枯葉で赤くみえます。
商店街はセール中です。色の美しい洋服に思わず吸い寄せられます。赤や黄色に水色など澄んだ色合いは心をうきうきさせます。
軽井沢彫のシバザキさんへお寄りしました。西洋の感性と日本の匠の技術が融合しているというのでしょうか、この桜の絵柄が大好きです。
使い捨て家具がもてはやされる時代ではあっても、いい素材に手間暇かけたこの家具は見ているだけでも心豊かにそして和ませてくれるのです。
家具にとどまらず日常身の回りで使う、手鏡や時計・マガジンラック・スリッパ立て・印鑑ケース・ペーパーナイフ・写真立・お盆・茶托等幅広製作されているようです。
姿見がとてもいい感じでしたよ。
おみやげは先日友人にいただいた「半生の蕎麦」。この手のお蕎麦がおいしいと思ったのは初めてでした。やっぱり軽井沢のは違うのね、と我が家で話題になったのでした。
白糸の滝に向かいます。15分位と聞いていたのですが、途中三笠ホテルを横目にながめて18分程で到着しました。駐車場から200mほど歩きます。道横を流れる清流が勢いよく白い筋となって流れています。湧き出した水は温かいのでしょう、川沿いは緑色です。ふきのとうの花が咲き、写真を撮るにはいいローケーションです。
白糸の滝は結構な水量です。観光客も多く、そしてウェディングドレスとタキシードのお二人がいました。滝をバックに・・・・もちろんプロが撮っています。
お話している言葉が日本語ではありませんでした。最近このツァーを本格的に売り出していると聞いたことがありました。
お嫁さんが目顔で挨拶してくれましたよ・・・・どうぞお幸せに!!
それにしてもきれいなお嫁さんだったね、あれーお婿さんの顔みなかったわ私(笑)
滞在時間10分で、帰りは中軽井沢へ出ることにしました。
道沿いの斜面には雪が残っています。雨は止んでいましたが、山頂近くになりましたら、急に目の前が明るく見えます。
日が差したのでしょうか、いいえ白樺と樺の林のせいでした。その幹と枝の白さが錯覚させたのです。
20分で中軽井沢の駅へ。そこから軽井沢タリアセンへ、深沢紅子野の花美術館とペイネ美術館を両方みたかったのですが、歩いて移動をしなければなりません。
時間の制約が強いツァーではとても両方は無理だと確認できました。
それにしても、見るところいっぱいです。
こんどはさんさんと降り注ぐ太陽の下、美しい新緑を見ながら行くことにします。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家