同年代、寄ればТPPもそうだけど、もっと目の先の話が優先してしまう。田畑どうするかだ。周囲目の前に座っている人みても、10年後農業していられる人・・・何人いるか?
微妙な数字だなあ、1割かな・・・・。
勿論人様のためでなく、我がためにだってだよ。
いつぞや、いつもプルーンを贈っている方に、「来年はわかりません」と言ったら、そんなこと言わずに送ってください、楽しみにしています。と言われて言葉が継げなかった。
この方にとってプルーンを収穫するということは、そのままなんだろうと思った。
にっこり笑って収穫している姿・・・・・前後がないんだあー。
先日夕食を食べながら、父が今年田んぼをどうするすかと話始めた。自家用と孫子に送るために現物が欲しいと1反分ばかりを委託に出さずに作っている。
作っているといっても、苗も代かきも田植えも収穫も外注であるから、水の管理と畦草刈りと、最後の稲藁の始末が主な作業かもしれない。そうそう肥料も父の仕事だわ。
採算から言うと、トントンだという。ただし人件費は抜いて。
人件費をぬいては、兼業農家だけにとどまらず、野菜の専業農家だつて相場でありうることかもしれない。
父の話を聞きながら、委託するのかなと思っていたら、自分の体調のために今年も作ると言う・・・・・まったく出気の悪い息子と嫁だわね・・・・私たちがって言葉でないんだから。
少し前赤いLEDで1年に25回も収穫できる野菜の話がテレビから流れた。もはやそういう時代かと妙に心に残った。
カロリーベースで自給率40%を切っている時代である。カロリーベースというところが味噌だわね、これは自家用野菜以外のものはほんとうに僅かだという事ではないか。
どちらにしても、どんなに食料が足りなくなったとしても「自分の分」以外のものは作らない、いや作れないと思う。
ほんとう意気地ないけど。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家