前回はアンコール・ワットとアンコール・トムを見る時間しかありませんでしたが、今回は2日間でしたから、結構の数を見ることができました。
ガイド氏は遺跡はみんな同じといったが、それは遺跡の問題以上に私の問題でもありました・・・・・何をみても同じにしか見えなかったのです(泣)
早く言えば違いがわからない、ごちゃ混ぜなのです。
アンコール・ワットが先にでき、アンコール・トムの建設はその後。観光はアンコール・トムから始まったけど、どうみても同じではないわねえ(笑)
下勉強していないから、何を見ても通り一遍・・・・ガイド氏だって反応の悪さにあきれて程ほどの説明だったかもしれません。
遺跡を見るには、その国の歴史や文化をも知らねば理解できないものなのです。
帰国の日ホテルの売店で「アンコール・ワット旅の雑学ノート」森と水の神話世界
樋口英夫著を見つけました。
帰ってからこの本を読みました・・・・・行く前に読んでいたら(泣)・・・100倍は楽しめたかも。
タイで印刷されたこの本・・・・・読んでいる間にバラバラになってしまったけれど・・・・現地で買い物した中で一番高かったのでした(笑)
復習したと思えばいいかもね。
にわかに私はアンコール・ワット通になったのでした。
これから出かける皆さん、よくお勉強していってください。ごく普通のガイドブックは何回見ても読んでも知識にはなりません。
実をいうとにわか仕込みの知識でここに分かったようなことを書くにはあまりにも相手がでかすぎです。
社長が「また旅行記かあー」という顔をしていますので、旅行記のアップはこのあたりで閉じます。
7年前と今のベトナムとカンボジアを見て自分なりに考えるさせられることが数多くありました。
戦争をしらない平和ボケの私には、この国のまだ癒えない傷に触れるたびに心がうずくのです。
帰ってからのアルジェリアやイラク・エジプトなどのニュースを見ながら、人間とはなんと・・・・と考えるのです。
今でもそうならば、この先水や食料の絶対的不足になるような事態になったら、人々はまた争うのでしょうか。
最後に。
寺院のそばの大木の手の届く範囲が黒くなっています。通る観光客が一応にのぞいています。私たちは素通りしましたが・・・・思い出しました。
たしかフタバガキの洞に火を点け、船の防水塗料となる樹液を採取した跡なのでした。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家