この時期の佐久は真っ青な空にキリッと研ぎ澄ましたような空気の日が続きます。
長野牧場をとおったら、自転車の後ろにお子さんを乗せられた方に出会いました。
おひさまがサンサンとしてますから、寒いけど気持ちいいかも、と車の中でぬくぬくしている私は思ったのですが、車外は0度でした。
赤色と黄色のジャンバーを着たお子さんを両手につないでお母さんが散歩です。のどかな風景です。
本日は110番の日。朝からこのニュースを何回か耳にしていたのですが、銀行の入口でおまわりさんから「今日は110番の日です、110番を適切な使い方をしてください」という趣旨の言葉と共に、テッシュとチラシをいただきました。
振り込め詐欺にもご注意してください・・・・に、「一番引っかかりやすい年代かもしれませんね」ってお答えしたら、そこはおまわりさん優等生のお答えが。
「あらゆる年代の方が被害にあっていますよ」とフォローしてくれました(笑)
先日から有線放送で流していましたが、「警察官をかたるキャッシュカード等受取型詐欺のだましの電話が連続発生」の防犯速報のチラシもいただきました。
皆さん分かってはいるんですが、自分はだまされないと思っている人が一番だまされやすい、とどこかで聞いたことがありました。
そんな訳で佐久で発生している手口をチラシから。
電話の相手は
「長野県警のヤマザキ」「県警捜査二課のアオシマ」「県警のタケシタ」「県警の者」「県警」「○○警察署」
などと名乗り
○振り込め詐欺の犯人が捕まった。犯人の持っている中にあなたの譲歩があった。
あなたの講座がすべて凍結される。
○銀行協会から連絡が行く。
などと言って、実際にその後銀行協会を名乗る男からも電話がかかってきます。
この種の事案では、最終的に
○あなたの口座を調べるため、キャッシュカードを貸してください。
と言って、犯人が自宅までキャッシュカードを受取りに来る手口の詐欺に発展します。
電話のあったお宅の多くが、電話帳に女性名で電話番号が掲載されており、昨年長野市及び松本市で発生した事案と同種の事案と思料されます。
とのことです。
被害に遭わないために
① 不審の電話があった場合は一旦電話を切る・・・・・警察官等をかたる電話は通帳等の受取り型の振り込め詐欺に使われる代表的な手口であることから、相手の話を聞くことなく電話を切り警察に通報しましょう。
②電話帳で確認した警察署等の番号へ電話をかけて確認をする・・・・相手が名乗った都道府県警、警察署の電話番号を調べ、実在する人物かどうかを確認するようにしましょう。
③通帳、キャツシユカード、現金等は渡さない・・・・警察官等をかたる電話は、通帳やキャツシユカードを直接自宅まで受取りにくる受取り型振り込め詐欺の代表的な手口であり、電話の後、犯人が自宅まで来る可能性が高いことから、来ても絶対に通帳やキャッシュカード等を渡してはいけません。
みなさんよく分かりましたか?
かって私は本物の警察官をこの手の方と思い、撃退してしまいました。さすがに途中でわかったのですが、冷や汗をかきましたよ。
まあ時が時だったので、誤解のある名乗り方だったとおっしゃってくださいましたが。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家