激戦地である我が地区の選挙。「お願い」の電話を受けてちょっぴり微妙な心境になる。
「選挙はお願いされてするものなのか?」ということ。
どんなに政治に不信があっても、どんなにおかしいと思っていも市井の人が、どんなにわめいても、その声は絶対に届かないと言っても過言ではないと思う。
少なくともマスコミに取り上げられるような方のご意見でなくては、なんの価値もないだろう。
選挙は義務ではない・・・・・権利である。
選挙は自分の力を行使できるたった一つの方法である。
その投票率が50㌫をきるなんてことが信じられない。
投票しても世の中が変わらないから・・・・という言葉を聞く。長い不況だけど、これだけにグルーバルになった経済を政治力だけで回復するのは、土台無理なことなのである。
高度成長時代の夢が忘れられない世代は多いけど。
どういうふうにしたらいいのか、どの政治家だって本当のことは分からないだろう。
結局その経済を支えるのも、個人一人ひとりの力ではないか。
「やってもらいたい」「してもらいたい」という全国民がお客様状態ではなかろうか。
自分のできることからやる、その心根こそが権利である選挙の裏側の義務にあるのではないか・・・・異論はあるだろう。
政治家に求めることは、もっと本質的なものでありたい・・・・。たった1度の選挙の流れだけで、大事なことが簡単に変えられてしまう危険だけは避けたい。
マスコミがピックアップした情報だけに惑わされず、投票に行こう!!
少なくとも選挙はお願いされて「入れてやる」というものでない。
「一人に一票」の平等の権利である(一票の格差もあるけど)。
選挙事務所で「お願い」の電話をしている方のお話を聞くと、電話だけでかなり微妙にわかるのだそうである・・・・。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家