法人会の佐久市支部女性会主催の研修は「奈良井宿」と「かんてんぱぱ」のネ-ミングで有名な「伊那食品工業さん」の会社訪問でした。
あまりにも単純な設定でしたので、旅行会社は前後にいろんなものを提案してくれましたが、バッサリと切り取りました。
なんたって駆け足は避けたかったので。
奈良井宿は2度目・・・前回時間がなくて駆け足で眺めてきたのでした。五平餅もおやきも食べてみたかったのに・・・・宿の長さは1kmですから・・・。
その日、時間ぎりぎりにバスに戻ったら、つまらなそうな顔をして座っている男性人でした。
人生の楽しみ方が違うのですね(笑)
今回1時間半の予定がバスの到着が早かったので2時間でした。五平餅も食べれたし、おやきも買えたし、お土産屋さんものぞいて、チョコチョコ買いもしたし。
それでも時代を感じたのは「木曽漆器」です。お手ごろ価格の外国産が目につきました。外国産でも良いものもあるかもしれませんが、下地の処理がまるでなっていないものもあったりして残念でした。
木曽でこの有様ですもの、ほかは知るべしかもしれません。
食洗機は漆器は洗えません。
我が家でも、普段使いの塗りのおわんはこれは手洗い。塗りのお箸も手洗い。
食洗機で使えるものにするか、本物にこだわるか、今のところは後者です。
低温の食洗機というのもありますが、やっぱり熱いお湯で洗いたいですね。
友人と高級な漆器を見ながら、大事に仕舞いすぎていて、なかなか使わない話をしました。漆器は手入れが面倒というイメージも付きまといます。
良いものを見れば心が揺れます。でも決して欲しがるまいと固く心を閉ざします。弱気心のためにサイフの中身を少なくしてきています・・・・賢いでしょう。
あいにく木曜日で、お休みの店も多くて残念でした。NHKのドラマ「おひさま」ブームも去ったのでしょうが、心癒される街並に多くの観光客が絶えることなく行き交います。
お土産屋さんも同じような物を並べていますから、お隣のお店も気になるようで「お隣の企業秘密」まで聞かされると・・・・「う~ん」となります。
おだやかな秋の1日、紅葉が始まった木曽路です。それにしても山・山が続きます。
藤村の「夜明け前」の1節が思い浮かびます。
権兵衛峠を越えて伊那市に向かいます。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家