一朝ごとに柿の葉のてっぺんから葉が落ちてきました。柿の色づきも日毎に赤さを増していきます。
田んぼもコンバイン刈りの田んぼを残しているものの、ほぼ稲刈りも終わりました。
赤とんぼが傷んだ羽で飛び交います・・・・・秋ですねえ・・・・。
そんな風情ある趣のある気分で帰宅したら・・・・届いていました!!
柿・柿・柿が採集かごに大盛り5個もです。ギャーという気分!!
退職したら「柿のれん」が夢・・・・そう言って植えてもらったのは何年前?
桃・栗3年、柿8年というから、いつしかそういう月日が経ったに違いない。
木が折れんばかりにたわわだったのだという。だから・・・と収穫になったらしい。どう見ても早い、父は私より気が早いからと、ゴルフから帰った夫と皮を剥く。
「腕を上げたわねえ」と褒める。久しぶりのゴルフはさんざんのようだったらしい。そっと賞品がブービーではないことを確信しといたけれど。
腕の上がったのは包丁さばき・・・・スピードが上がったのである。
廃棄率の多いのは私だけど、なんたって数をこなさなければ終 わ ら な いから。
400個を剥き終えるのに2人で3時間。その間にナスの辛子漬けが漬けられた。
夕食時、本当に最後のナスを何にしたいか希望をとったら、3日前に漬けた辛子漬けがおいしかったらしい。
これを漬け終えるまでの時間が3時間半を要するから、ちょうどよかったのである。山ほどの皮も外に干して、夜なべ仕事は終わった。
毎年父が、会社のイベント用にポップコーンを作ってくれているのだが、今年は豊作だったらしく、採集かごに4杯もあった。いつも干してから実をもいでいたのだが、ことしは乾燥がうちばのうちに剥き始めた。手の痛さがまるで違う。
昔風に言えば1斗近くありそう・・・・。
そんな訳で、事務所のなかはコップコーン工場に化している。洗って干して乾燥させて・・・・来年のお客様感謝祭の準備が一つひとつ間に合っていく。
時は秋なのである。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家