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省エネ基準を満たしていない、新築住宅にご注意を!

2020年、【住宅の省エネ基準の義務化】が予定されています。


1978年の宮城県沖地震を受け、1981年に耐震基準が大幅に変更され、 それ以前の建物を「旧耐震基準住宅」、それ以降の建物を 「新耐震基準住宅」と呼びます。


実際、この新旧耐震基準の差は、阪神淡路大震災での 住宅被害にはっきりと表れています。 被害は、1981年以前の建物に集中しているのです。 (国土交通省「阪神淡路大震災による建築物等に係る 被害」による)


耐震と同様、今度は断熱です。 窓の断熱性能は、U値という数値で示されます。 アルミサッシに、一般的なペアガラスを組み合わせた 窓のU値は4.65、これは韓国や中国でも断熱最低基準を 満たしておらず、アメリカやヨーロッパでは犬小屋にも 使わないレベルだとか。


日本の住宅の窓の6割は、断熱性能が低い アルミサッシです。 日本以外の先進国では、アルミの1000倍断熱性能が高い、 樹脂窓が60%を超え、標準といってもよい状況です。


しかし義務化まであと2年を切っているにも関わらず、 現在「新築」として販売されている家のおよそ半分は、 義務化される基準を満たしていません。


家を建てる際はきちんと、断熱性能をチェックしましょう。

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