築60年、枠の内のある家
富山県 F様邸 2023年12月 3日
築60年の大きなお住まいで、過去には部分的に改装工事も行われている建物でした。
ご家族構成が変わり、今後、ご親戚含めご夫婦が快適にお住まいされるためのリフォームをご希望。
建物は築60年、伝統的な枠の内のある素敵なお住まいながら、古さ故ご不便や劣化も多く改善が必要でした。
白蟻で傷んだ床下を解体・防蟻工事を行い、床・壁・天井には断熱材を入れ、傷んだ古いサッシは断熱サッシに入れ替えました。
日常使う設備や間取りは、生活しやすく現代のスタイルに。
残していきたい枠の内や真壁和室は、雰囲気を残しながらお手入れしやすい内装材に。
ご予算範囲内で快適にお住まいいただける空間に仕上げました。
F様も、工事期間中は頻繁に状況をご覧になり、大変ご安心いただけました。
伝統的な枠の内のある家、これからも長く快適にお住まいいただけたらと思います。
| リフォーム部位 | リビング・キッチン・ダイニング・ユーティリティ・ランドリールーム・脱衣室・洗面・浴室・トイレ・和室・縁側・寝室 |
|---|---|
| 築年数 | 60年 |
| 工期 | 2ヶ月半 |
| 費用（税込） | 1000万円〜 |
| 建物種別 | 戸建て |
| 家族構成 | ご夫婦+お子様 |
ビフォー・アフター
その他、リフォーム空間
伝統的な枠の内の雰囲気を残したリビング
太い柱と大きな鴨居や梁、高い天井で構成された北陸の伝統的な「枠の内」残していきたい建物でありながら、実際生活される方にとっては「寒い」「壁に付くホコリを掃除できない」「建具だらけで壁がなく不便」「スイッチもコンセントもない」という問題も多いとのこと。床や天井に断熱材を入れ、生活動線に従い壁を作り、サッシを入れ替え、内装材を変更しました。
担当者コメント
LIXILリフォームショップＳＨＯＥＩ 廣田
代々受け継がれる大切なお住まいのリフォームをご依頼いただき、大変感謝しております。 残していきたい北陸伝統の枠の内を、雰囲気をそのまま活かしながら、床下の白蟻対策や断熱工事から行えたのは良かったと思います。 水廻りは、やはり使い勝手とお手入れのしやすさが大切です。今までの家事のご苦労が感じられる既存状態から、楽しく快適に家事ができるようにご提案いたしました。 床下に古井戸があったり、60年より更に古い古材が使われていたり、白蟻の被害が広範囲だったり、工事はなかなか大変でしたが、予定通りの工期でお引渡しできました。F様の工事に対するご理解や、関わっていただいた皆様に感謝しております。 F様にはこれから快適にお住まいいただけたらと思います。