我が社では大工職などふくめ研修制度を導入しています。
「腕が良ければそれでいい」
そんな時代はとうの昔の話、今は作業能力のみならず、お客様とのコミュニケーションを始め、
職人さんと言えども学ぶべき事がたくさんあります。
先日は、大工を連れて「会社としてお客様にどう対応するべきか」の勉強をしてまいりました。
「お客様のために」と言いながら、知らず知らずのうちに誰もが自分の都合を
少なからず頭のどこかで考えていたりもするもの。
自分を基点として物事を判断するのではなく、お客様を基点として判断する。
「利他の精神」をもてば例えば養生一つにしても「このお客様にベストな対応は何か?」
を考えて行動する事が出来ます。
また、事務員にも建築パースの研修を受講するように指導しています。
経理や見積書入力などだけをやっていると、お客様を基点とした考え方が出来ません。
建築パースで単に部屋を作る事ではなく、お客様の夢を作る仕事なんだということが
理解できれば電話応対一つにも利他の精神が出るはずと思っています。
企業は人、そしてそれはお客様にとって最良のサービスを提供出来ることに繋がる。
そう信じて、日々勉強いたします。
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