今回、地盤調査に立ち会ってきました!
地盤調査というものは聞いたことはあっても実際に見るのははじめてだったので紹介します。
今回の調査はスウェーデン式サウンディング試験という調査方法でした。
この調査はほとんどの戸建て住宅の地盤調査で行われてるそうです。
1宅地で4箇所以上測定をおこなう決まりがあり今回は5箇所の測定をおこないました。
手動式、半動式、自動式の3つの方法があるそうですが、今回は自動式での調査になります
写真1
まず、機械に先端がドリルになっている鉄の棒を取りつけます
写真2
更に2mの鉄の棒をジョイントさせて準備完了。
写真3
あとは機械で、棒に100kgの荷重をかけながら回転させて貫入させていきます。
写真4
その回転数を記録し、調査していくそうです。
その回転数は半回転(180°)で1回転とカウントされ既定の回転数に達した深さまで行けば完了です。
つまり、回転数が多く、棒の深度が浅いほど硬い地盤で、逆に回転が少なく機械の荷重
だけでどんどん深く鉄の棒が入ってしまう地盤は地盤改良等が必要になってくるそうです!
調査ポイント
通常、建物の配置の4隅と中心の5つのポイントで調査します。建物の大きさや形状によっては、ポイントが増える事もあります。
土中にガラがあった場合にロッドが侵入しなくなり、硬い地盤と間違えてしまうことがあるそうです
更に
直接土を採取出来ないので、土質の判定はロッドの回転する音に頼る事になり、判定者により
判定のバラつきが発生しやすいという欠点があるそうです。
判定者の方も大変ですね
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