良く手入れされた大きな庭があり、室内からの眺めの良さを大切にされていました。そのため、視界をさえぎる壁は極力作らず他の部分で耐震性能を確保する方法を取り、構造と眺望を両立。左に見える格子状の物が視界を遮らないための耐震壁。中央のへり無し畳は、ごろ寝しながら庭を眺められるようにとの配慮から。
インテリアのポイントとなる部分の為、天然石をあしらい、配膳台の横には目隠しの為のスリットを造作しました。
正面はキッチンパネルではなく、カウンターに合わせてモザイクタイルを使用しました。
洗面台はLIXILのルミシス。
トイレには突き当りにアクセントとしてモザイクタイルを配しました。
2階洋間の収納、壁には和室天井板をリサイクルで再利用。物入れは1階屋根裏の空間を利用したものです。