3部屋を通しのLDKに
既存は日当たりの良い南側に個室が2つあり、昼過ごす時間の一番長いリビングが暗かった。そこでリビングと個室2つを一つにまとめ常時開放して日当たりを良くし、必要な時は4つの部屋に区切られるようにしました。下がり壁の有無・扉の大きさが違うのは躯体の梁の有無によるもので、梁のないところに下がり壁を造り扉の高さを揃えるより、梁のない部分は下がり壁を造らず解放感と明るさを採り入れる事にしました。床面は(このLDKだけではないですが)引き戸のレールとフローリングの位置を合せバリアフリー化しています。
収納の造作
大きな収納を造ったことで掃除が楽に。家具を置かない状態で比較すれば居住スペースは減りますが、実生活においては家具による余計な角やデッドスペースが無い方が有用です。
キッチン部分の改修
開ければ広々LDKですが・・・閉めればDKサイズに変えられます。普段は夫婦二人暮らしのため、大きなLDKとして使用。台所が明るく、開放的になりました。
廊下
空間を広く見せるため、壁面に収納を多く設けました。可動間仕切りを開けると、バルコニーからの外光がLDKを越してここまで届きます。
玄関周りの改修
玄関の土間が狭いため、げた箱を浮かせて脱いだ靴を下駄箱の下にも収納できるように一工夫。
浴室の改修
在来のタイル貼りの浴室は冷たく寒いものでした。ユニットバスを収めた事で在来のものより暖かく足元の段差も小さい浴室へと変わりました。