昔の日本の家屋では、ドアや襖(ふすま)、障子(しょうじ)の高さは概ね「5尺8寸」(約173センチメートル)とされていました。この高さは、和室の空間の美しさを最大限に引き出すために計算されたものだそうです。しかし、時代が進むにつれ、より高い天井と開放感を求めるニーズが高まりました。
そこから洋間が普及し、日本でも居住空間における「開放感」と「明るさ」が重視されるようになりました。それに伴い、ドアの高さも「2メートル」が標準となっていきました。そして今、さらに室内に自然光を多く取り入れ、視覚的にも広がりを感じさせるハイドアが普及し始めています。
「ハイドア」とは天井までいっぱいのドアの高いドアのことです。
弊社でもお客様からハイドアのご希望が増えてきました。
広い部屋は作れなくても開放感のある空間はハイドアを計画し作り出すことはできます。色や仕様も増えてきましたので、ご検討してみてはいかがでしょうか。
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#広い空間を作る工夫
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