先月上棟した現場では、天候にも負けず着々と進んでおります。
断熱材と構造用合板が一体となっているパネルを外周部はおさめていきます。
柱や間柱、梁の寸法、窓の位置もプレカットの時点で打ち合わせをするため、すき間なくぴったりサイズのパネルが一枚一枚届き、それを大工さんが張ってビスで留めていきます。
外周部は、板と板の張り合わせ部分に気密テープを貼り、空気の漏れがないように施工していきます。
耐震用の合板のため、釘もたくさん打ち込んでいます。
上記の写真は小屋断熱の様子です。
弊社では、天井や屋根に断熱材を入れるのではなく、「小屋断熱」と言いまして、梁の上(天井より上、屋根の下側)に断熱材を敷き詰めて断熱・気密をしています。
この施工方法にする理由は、価格も屋根断熱より抑えられることもありますが、気密を取りやすいからです。
写真のように、パネルとパネルの継ぎ目も気密テープで留め、外周部はコーキングをしてすき間をなくしています。
ここまで気密にこだわるのは、弊社で目標値としている気密の性能値(C値:0.3㎝²/㎡)にするためです。この基準を保つ住宅を作ることで、住んでからのお客様の快適性が変わるからです。
次回気密測定となるため、その基準を目指して進めてまいります。
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