リフォーム工事で照明器具の交換を行いました。蛍光灯からLED電球に交換しました。
LED電球については後日またお話しするとして、本日は照明の色による違いについて記載します。
つい最近まで、増改築、新築時に照明計画をする際、部屋の中央に一台調光のできるLED照明を付ければ良いと考えていました。
しかし、私自身普段の生活を考えてみると、子どもや自身の勉強や何か作業をするとき、キッチンで料理をするとき以外、それほど明るさは必要がないことがわかりました。
それからというもの、照明計画の際には、お客様に各部屋に滞在する時間帯、主にどういったことをするのか、何をしたいのかなど、詳しく聞くようにしています。
夜、お部屋でくつろぐためには、照明の選び方が重要です。特に、「昼白色」の光と「電球色」の光では、その影響が大きく異なります。昼白色は色温度が高く、太陽光に近いため、活動的な雰囲気を促しますが、夜には刺激が強すぎることがあります。
一方、電球色は色温度が低く、温かみのある柔らかい光が特徴です。この温かい光は、心を落ち着かせ、リラックスした状態へと導く効果があります。夜のリラックスタイムには、この電球色の照明を間接照明として取り入れると良いと思います。
昼白色の光が目に刺激的であるのに対し、電球色の間接照明は目の疲れを軽減し、心身共にリラックスするのに適しているため、夜のくつろぎタイムに最適です。スタンド式の照明器具もありますので、暮らしに変化をだしてみるのはいかがでしょうか。
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