日本の住まいの断熱性能には、2つの基準があります。
⼀つ⽬は、国が定めた断熱等級で、主に省エネを⽬的としています。昨年新しい等級が制定されました。
国は省エネ住宅の普及に向けて、断熱等級5、6、7等級や誘導仕様基準の新設、省エネ性能表示制度の強化など様々な施策を現在展開しています。
⼆つ⽬は、国の省エネ基準の制定にも携わられている有識者による委員会で提唱されたHEAT20というものです。HEAT20は省エネに加え、冬の室内温度の確保まで考えた"私たちの⽣活に寄り添った理想的な基準"です。
難しい説明は抜きとして、表を見ていただくとわかるように、日本は世界で見ても住宅の性能は高くありません。
今国で進めているZEH(ゼッチ)でも健康な暮らしをする上ではWHOが推奨する室内温度にはほど遠いです。
弊社では、住宅性能がお客様の健康に関係し、とても重要であることを再認識し、建て方や仕様を改めて考え、ZEH以上の住宅性能を求めるようにしました。それは、竣工後住み暮らすお客様の健康で幸せな未来のためだとわかっているからです。
一覧へ戻る