「建築物石綿含有建材調査者」講習に行ってきました。
石綿(いしわた・せきめん)とは、アスベストのことです。
石綿は、建築材料として使いやすく非常に便利であったため、一時断熱材や外壁、屋根材、接着剤などあらゆる建材に使用していました。
ただ、材料が非常に小さく、体内に入ると病気を引き起こす原因になるということで、一部では使われましたが、昭和50年に原則使用禁止となりました。
つまり築40年以上の昔の建物にはそういった建材が使用されており、今後解体が増えてくる年代の建築物になります。ちなみに、解体等した時に出てくるものなので、現在暮らしている分には問題ありませんのでご安心ください。
そして、今年の10月より義務化になるものが今回講習に行ってきた石綿調査者です。
一定規模以上の工事や解体現場に関して、アスベストが入っている建材が使用されているかどうか、資格者が調査をし、調査結果を報告・保存しないといけなくなりました。
弊社のような大規模工事を請け負っていない会社も全てです。
講習では久しぶりに一日詰め込まれました。さらに2日後に2日目の講義を行い即日試験があります。今後会社で解体工事を請け負えなくなってしまいますので、しっかり睡眠をとって予習して臨みたいと思います!!
一覧へ戻る