LDKに隣接する和室をなくして、リビングと一体にしたいとお話をいただきました。
立派な和室がありましたが、お孫さんが遊びにくるため、LDKを広げたいということと、壁があるので部屋が暗いとのことでした。
壁を全面解体して大きな開口にしたかったのですが、構造上必要な筋交いという斜めに入れる木材が取れないので、そこを一工夫する事になりました。
ここでお客様からもうひとつ相談が。
「将来、自分たち夫婦が二階に上るのもつらくなる位歳を重ねたときに、この元和室をまた仕切れるようにしたい」
なるほど。
そこで考えました。
通常のお宅では2mの扉を設置しますが、それよりも高く天井近くまである、2m30cmの扉を将来入れられるように、枠だけを取付けました。(三枚引違い戸です)
問題の筋交いの部分は、できる限り開口部がほしいとのことでしたので、筋交いを見せられるように木材を加工して磨き上げました。
あとは、クロスを貼るだけです。
建具枠がリビングに合わせて白なので、とても明るくなりました。
明日完成したら、また載せたいですね。
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