屋根の葺き替え工事を行います。
耐震工事のお話から、屋根を軽い屋根にすることになりました。
今日は屋根工事をするために、足場を架けました。
足場は、その名の通り、作業足場を作るためもありますが、ネットを張ることによって、埃や材料を落下させないためもあります。
足場屋は「とび」とも呼ばれます。
足場屋のすごいところは、足場の組み立てを図面から立体的に想像し材料を拾って実際に組み立てることができることです。
プロなんだからと言えばそれまでですが、形がそれぞれ違う住宅(傾いている家も含む)に合わせて組み立てられるんです。
建物から離れすぎても近すぎても作業ができません。
もしそんな現場があった場合は、他の業者から、「とんび」と呼ばれたりしてしまいます(笑)
親方から指示された材料を受け取り、設置する事は慣れればできますが、空間設計は親方しかできないそうです。
どんな作業にも段階があり、見えないプロの技があります。
僕ら監督は、住宅の足場は雨の日だろうが風の日だろうが関係なく、嵐でない限り一日で計算します。
足場の延期というものは基本的に計算しません。
しかし、実際雨の中にびしょびしょになりながらの作業や、真夏の暑い日の作業を見ていると、感謝と尊敬の気持ちでいっぱいなのです。
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