今日は、新しく建てる現場の地盤改良工事を行いました。
地盤改良とは、家が建つ土地の地盤が緩んでいる場合、地震がきた時に地盤沈下等起きてしまい安全ではないため、それを防ぐ方法として、地面の中に杭を打ち、基礎を支え、家を支えるものです。
事前に地盤調査を行い、岩盤が地下何メートルのところにあるのか、どこが良くて、どこが悪いのかを調べます。
弊社では、「湿式柱状地盤改良」という方式を採用しています。
簡単に言ってしまえば、この方法は、柱を地面に差し込むのではなく、岩盤まで筒状に穴を掘って、その中にコンクリートを入れて柱を作っていくイメージです。
今日の現場は基礎の大きさが15坪程で、Φ500mmで4,5Mの柱が28本入りました。
この本数であれば、問題がなければ一日で作業は完了します。
私が地盤改良で一番気を使うところは、前日までの準備です。
柱を打つ予定のところに水やガス等の配管はないか、空中に電線がないか、大きな車が出入りするので、現場まで来られるか、駐車・停車するスペースはあるか、近隣に怖そうな人はいないか・・・等、気にしだしたらいくらでも出てくるくるくらい心配事があります。それらをひとつひとつクリアして、業者と打ち合わせをしていきます。
そして当日は当日で、終わるまでドキドキしています。
こういったことは、地盤改良だけでなく、他の工事でも同じなので、現場監督は毎日ハラハラドキドキ刺激的に過ごしています(笑)
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