外壁にヒビが入っているので見てほしいと連絡をいただきました。
確認に行ったところ、北側の浴室の換気扇のガラリ廻りでした。
築15年のお宅。
おそらく、浴室換気扇のダクトから結露が発生し、北側なのでそこが冬場に凍って割れてしまう現象が、原因ではないかと思われます。
この現象が起こるのは、外壁材の厚みが12mmの場合が多いようです。
当時、外壁の厚みは12mmが主流でしたが、現在では外壁材も改良され、最低14mm以上になりました。
外壁メーカーも、品質を良くするだけでなく価格も企業努力を重ねています。
建築材料は10年もすると、新しい技術や商材に替わってきます。外壁も同じです。こういった事例一つ一つを研究材料にして、私たちだけでなく、メーカーもがんばっているのです。
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