心地よいキッチンで楽しい時間を
キッチンは「アレスタ」に決められました。アレスタは、さまざまなパーツに省エネや節水ができるエコ機能があります。今回設置した水栓金具は、ハンズフリー水栓。吐水口に内装されたセンサーが手や物を感知して吐水と止水を行います。作業中こまめにレバー操作をしなくても節水でき、節約にもなります。また、レンジフードには消費電力を低減するモーターを搭載し、省エネを実現しています。ご希望頂いていた【食器乾燥庫】は、スイッチひとつで棚が垂直に昇降します。目の高さで出し入れでき、シンク上に設置できるので、洗った食器をそのままセット。庫内に熱風を循環させ、手早く乾燥できます。水切りカゴがいらないので、ワークトップが広々使えます。気にされていた寒さには、窓に断熱仕様の複層ガラスを使用。窓を変えるだけ断熱性はかなり違います。勝手口は、カギを閉めたまま換気が可能な上げ下げ採風機構。網戸付きで、窓を上下にスライドさせると空気をリフレッシュできます。キッチンパネルと壁紙の境には、キッチンと同系色のコーキングを使用しました。白よりも経年劣化が目立ちにくく、色の統一感もありスッキリとした印象が強くなります。
くつろぎを育む浴室
現調に伺うと、浴室は1.25坪ありました。洗い場は少し広めの方が使い勝手もいいので、浴槽のサイズは1618をお勧めしました。お客さまが決められたのは「スパージュ」。カラーはパールホワイトで浴槽・ヘッドレス、エプロンを統一されました。浴槽は、マルチボード浴槽。浴槽ラインアップの中で、底面長さが最も広く、ゆったりと入浴できます。また、ステップを備え、背の低い方でも安定した入浴姿勢をとることができます。壁パネルはアクセントにセブストーン色をご希望頂きました。床は、モザイクベージュ色で、温かみのある落ち着く浴室に仕上がりました。写真には載っておりませんが、浴室内には「換気乾燥暖房機」を設置。入浴前から使用すれば浴室の予備暖房になり、寒さによる体への負担を軽減することとができます。また、窓は複層ガラスのサーモスを使用し、断熱性がさらに高まります。
タンクレスでより空間が広く使えるトイレ
「サティスG」はワイドスクエア便座で、座面積を従来品より約10%アップしています。そのため、ゆったりとした座り心地を実感できます。また、タンク付きトイレよりも前方や上方の空間が広く使えるので、さまざまなトイレ空間をつくることができます。今回は、広くなった空間に手洗い器「コフレル」を設置。排水口からバックガード、濡れたものが置けるウエットスペースまで一体化したつぎ目のない手洗器。汚れもたまりにくく、お手入れも簡単です。また収納力もしっかりあり、今回のコフレルワイドタイプ自動水栓の場合は、トイレットペーパー4個、洗剤1本、ブラシ1本が収納可能です。窓も今までの1枚ガラスからペアガラスに変更。防音効果はもちろん、結露ができにくく、室内の熱が逃げにくい特徴もあります。
クリエカラーで調和のとれた空間へ
今回、扉に使用している「ラシッサS」は、木の風合いや色味を忠実に再現し、色彩学に基づいて誕生したクリエカラーです。どんな色とも相性がよく、さまざまなインテリアアイテムとの組み合わせや空間の調和など、仕上がりがイメージしやすい最適な建材です。今回はダーク色を選ばれました。フローリングになった床やクロスとも調和した、素敵な仕上がりとなりました。
安心の防犯性能でリフレッシュした我が家へ
玄関を引き戸からドアへ変更。玄関は「リシェント」。ガラスの大きさで、内側の明るさや雰囲気がかわります。今回は、スリットタイプを選ばれています。「リフォームシャッター」は、既存の窓に外壁の上から簡単取付け。あっという間に住まいの防犯性や快適さを向上させることができます。今回は外壁と玄関工事もありましたので、工期が長くかかりました。リフォームシャッターには「スマート電動」「電動」「手動」「標準タイプ」「採風タイプ」「耐風タイプ」があります。M様邸では手動式を設置しましたが、女性の方でも開け閉めが楽にできます。外壁はサイディングを使用。他の素材と比べて工期が短くて済み、耐久性にも優れていていることが特徴です。その中でも窯業系サイディングは性能的にもデザイン的にもすぐれていて今回も使用しましたが、今主流となっているサイディングの1つです。
担当者コメント
LIXILリフォームショップLTS 鹿島店 三ケ島 力也
在宅リフォームで長期にわたる工事の為、進める工程やお客様の都合も伺いながらの工事となりました。窓をペアガラスにすることで、気にされていた寒さが抑えられます。今まで大変だったと伺った雨戸は、既存の窓に取り付ける「リフォームシャッター」で、男性・女性に限らず開け閉めが楽にできます。玄関の取替だけでも外観は変わりますが、外壁も新しくしたことで、なお一層雰囲気が変わりました。