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今回は秋から冬にかけてよく見える星座のお話です。

秋から冬にかけて、昼間より夜の時間が長くなり、夜空の星がよく見えるようになります。 湿度が下がり、空気も澄んでくるので、星座を見るのには良い季節だといえます。 普段はあまり星をみることもありませんが、先日、星座のシミュレーションができるアプリ(ソフト) を買ってから、よく見るようになりました。 星座の歴史は古く、今から5000年くらい前の中東が始まりとされています、その後、2世紀にギリシャに伝わり ギリシャ神話の中に出てくる星座として多くの地域に広まりました。その時の神話に出てくる星座は48星座でした 。その後、近代に入り望遠鏡などの発見により次々に新しい星が見れるようになり星座の数も増えていきました。 現在では、1930年に国際天文学会が星座を万国共通にする為、統一したものが88星座とされています。

これからの時期に見える秋の星座を調べてみると 星座の目印は、天頂近くに4つの星が四角に並んでいる秋の四辺形です。 これは、秋の星座の代表ペガサス座の天馬の胴体を表しています。その少し上にアンドロメダ座が輝いています。 四辺形の東の方角にはうお座やおひつじ座が見えるはずです。そこから南の方向にみずがめ座やうお座が繋がります。 北の方向を見ると、誰にも見つけることが出来るWの形をしたカシオペア座やそのとなりに5角形をしたケフェウス座が見えます。 それぞれの星座が神話に登場して物語を持っているので関心のある方はギリシャ神話を読んでみるのも面白いと思います。

 ちなみに、ペガサス座は、勇者ベルセウスを乗せた翼を持つ天馬の胴体の部分にあたります。 それから、カシオペア座は、アンドロメダ女王の母で、古代エチオピアのお妃様とされています。 88の星座の多くは、神話からくるものが多いのですが、分類してみると神もしくは人が含まれているものが15個、 動物を含むものが44個、道具に由来するものが27個あります。 そんなふうに見てみると、神話の世界に少し近づいたような気がします!

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