冒頭にも書きましたが、日本では夏から秋にかけ各地でたくさんの祭りが行われます。
今回は日本のお祭りについて少し調べてみました。
まず、日本の3大祭りとは、京都の祇園祭り、大阪の天神祭り、東京の神田祭りをさします。それぞれとても有名なお祭りですので、ご存知の方も多いかと思います。
京都の祇園祭りは毎年、京都市内で7月1日から31日の間行われます。山鉾巡行と神事祭は宵山
を経て7月17日に本山のクライマックスを迎えます。京都の夏は祇園祭りの調べにより始まるとも言
われています。祇園祭りの由来は古く、平安初期まで遡ります、当時、京で流行した疫病や災いを治め
るため祇園の神である(スサノオノミコト)を迎え当時の国の数の鉾(66本)をたて祈ったことが始まり
とされ、今日まで継承されています。
大阪の天神祭りは、大阪天満宮の夏祭りで、毎年7月下旬に行われます。7月24日の宵宮では鉾興
しの神事、25日の本宮では、船渡御が行われ、祭りは多いに盛り上がります。
天神祭りの歴史も平安時代まで遡り、大阪天満宮が鎮座した、(951年)年が始まりと言われています。
東京の神田祭りは毎年、5月15日に行われる春のお祭りです。神田祭りも初期には毎年行われてい
たみたいですが、ある時期から山王祭り(赤坂)と隔年で行われるようになり、今ではそれが恒例に
なっています。
神田祭りは江戸時代に江戸幕府の庇護を受け、江戸場内での徳川将軍の上覧があったことからい
つしか、(天下祭り)と呼ばれるようになったそうです。
その他にも、各地方で3大祭りと称されるものがあり東北の3大祭りは、青森のねぶた祭り、秋田の竿
灯祭り、仙台の七夕祭りをさし京都の3大祭りは、先ほどの祇園祭りと、葵祭り、時代祭りをさすそうで
す。ちなみに四国の三大祭りは、本県の阿波踊り、高知のよさこい祭り、
愛媛の新居浜大太鼓祭りをいいます。
なかなか、遠方までお祭りを観には行けませんが、日本人がご先祖様から大切に継承
している各地のお祭りをこれからも文化として引き継いでいければいいなと思います。