先日、再放送ですが、テレビで介護のドキュメント番組をみました。
今は亡き二人ですが、女優の南田洋子さんの介護を長門裕之さんが献身的に行っているものでした。
内容はとてもショッキングなものでした。 長い間、司会などを務められていたあの女優さんが、アルツハイマー病になり 介護をうけている様子を映し出したものでした。
それはとても悲しい現実でした。思わず涙ぐんでしまいました。 もし、自分や家族がこの病気にかかった時、ここまで献身的に介護が出来るだろうか?
ここまで毅然としていられるだろうか?
想像すると少し怖くなりました。
現在、日本は高齢者(65歳以上)の人口が総人口に占める割合は約29パーセント さらに70歳以上の人口も2000万人を超え本格的な高齢化社会に入っています。 そんな中、国内では65歳以上の認知症患者数が600万人を超え、さらにピーク時には900万人を超える と言われています。
中でも、認知症の約半分がアルツハイマー病の患者とされているそうです。 誰でも、病気になんてかかりたくなんてありません。 でも私も含めこの世代には、誰もがかかる可能性がある病気なのです。
しかも一部治療薬も認可されましたが、残念ながら完全な治療法は見つかっていないのが現状です。 なので、出来るだけかからないよう予防するしかありません。 その為には、普段の生活習慣を見直す必要があります。 例えば、高血圧、糖尿病などの生活習慣病がアルツハイマーの危険因子であることはよく知られています。
そのためバランスの良い食事や良質の睡眠、適度な運動が予防効果に繋がるようです。
日ごろのコツコツと規則正しい生活習慣を身につけることで予防する事が大切になります。
一番大切な事はこの病を他人事ではなく自分のこととして考えて 予防の為の対策をとり、自分や家族がかかった時の覚悟をすることが必要だと 思います。
今回は、いつになく、まじめに今後の健康について考えさせられました。