節分の豆まきは二十四節季の新春にあたる立春の前日の行事です。
二十四節季での二月四日は新しい年の始まりにあたる立春、節分はその前日にあたります。
節分は文字どうり、季節の分かれ目を意味します。
家族がいい新春を迎える為に、厄を祓う意味で豆をまき、家に福を呼び入れる慣わしです。
また、鰯の頭を小枝に刺し、戸口に置く風習もやはり、家に邪気が入らないようにする為のものです。
節分の豆をまくのは、一家の主の役目で、立春の前日の夜、家族全員で行います。
節分の豆は、本来は煎った大豆を用意し、神棚にお供えしてから豆まきをし
その後で自分の年齢に一つ足した数の豆を食べます。
これは、数え年の考え方に由来するものといわれます。
また、地方のよっては落花生をまく地域もあるそうです。
そして最近ではスーパーやコンビニに節分の前に必ず並んでいるのが恵方巻きです。
恵方巻きの始まりは大正期ごろの大阪の寿司業者が宣伝し一般に広がりました。
太巻き寿司を丸かじりして、厄を祓うのはなんとも関西らしい発想です。
今年は東北東の方向でした。
ちなみに、
今年の恵方巻きベスト3
◆1位 定番ジャンボ恵方巻き
◆2位 海鮮三色恵方巻き
◆3位 えびカツ恵方巻き
だったそうです。
定番の恵方巻きいがいでは、クリームチーズとサーモンアボカドのサラダ巻
七福神にちなんだ七種類の具が入っている七福恵方巻き
子供さん用にドラえもん巻きなどもでていますね。
昔からの行事も現代風に変化しているんですね。
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