解体工事①
浴室改修工事では、入口面の壁を解体する必要があります。ドア枠をとり間柱が露出すると、下部が朽ちていました。
浴室の水分やシロアリの影響と思われます。間仕切りの柱なので、構造上は全く問題ありませんが、浴室リフォームでは
よく見受けられる症状です。
解体工事②
壁面をすべて解体し、浴槽を取り外したところです。浴室床面土間の解体をこれから行い、必要な深さまで下げます。
F様邸では解体を進めていくと地中梁という解体できないものが出てきましたが、ユニットバス部材を入れ替えることで
対応できました。解体工事は新築時の記録が残っていないことがほとんどですので、実際に行ってみないと
わからないこともあります。
土間打ち
解体工事が終わり、給排水配管を指定の位置に振替した後に、コンクリートにて土間打ちを行います。
ユニットバスを水平に固定するためで、乾くまで養生します。夏季では一晩で乾くこともありますが、通常は丸1~2日養生します。
F様邸では冬季ということもあり、1.5日間養生しました。
この後にユニットバスを設置します。
ユニットバス設置
ユニットバス組立工事中です。浴槽と床面を枠組みで一体化し、足ボルトにて脱衣所との微妙な高さ調整を行います。
ユニットバス工事はメーカーの施工部門が現場で組み立てを行うため、工事上の打ち合わせをたびたび行います。
F様邸では遠方から事前打ち合わせと施工と現場に来られ、問題なくスムーズに工事が完了しました。
浴室壁造作
ユニットバス設置が完了し、次は浴室の壁面を造作します。F様邸では新しく作った壁面に棚を設置するとのことで
壁を構造用合板にて工事を行いました。同時にスイッチ用の電気工事も行い、あとは仕上げの内装工事となります。
浴室ドア枠は樹脂製です。通常の木製品では経年劣化するところですが、多少費用は掛かりますが長く丈夫に使われるもの
ですので、当店では浴室ドア枠は樹脂製をおすすめしております。
内装仕上げ
浴室壁に壁紙を貼り、スイッチを取付工事終了です。ようやく工事が終わり、温かいお風呂に入っていただけます。
浴室のリフォームでは、お施主様に工事中の入浴などでご不便がありますので、工事期間は最短にて行うことが鉄則です。
当初の工程通りに仕上がり、ようやく喜んでいただけると思うと、とても安心したことを覚えています。
担当者コメント
LIXILリフォームショップハヤシ 営業 小山 善博
年末の寒い時期からの工事となり、本格的な寒波が来る前に何とか工事を終えたことを覚えています。ユニットバスの仕様を決める際に 手すりを工夫して設置することで、家族に安心して使ってもらいたいというお施主様から、「ありがとう」と言葉をいただけたことが有難かったです。 お住まいでまた困りごとがありましたら、何なりとお気軽にご相談ください。