一度スリッパを履き替えないと入れないトイレ(ビフォー)
車いす対応のために広めに作ってあったトイレ。けれども入口横の土間に設置されているので、トイレに入るためにトイレ用スリッパに履き替えてもらわなければならなくて、車いすのかたも数ミリとはいえ一度スロープ段差を上り下りしてもらわなければならないのがネックでした。また、トイレの横に設置していた待合スペースは狭く、混んでいるときは座ってもらうことができなくて立ってもらうこともありました。
車いすも入れてスリッパを履き替えなくてもいいトイレ(アフター)
もともとうがいコーナーだった場所にトイレを移動しました。既存のトイレより少し狭くなってしまいましたが、タンクレストイレサティスを設置したので車いすの方でも十分ご利用できる広さを保っています。L型手すりに加えて跳ね上げ式手摺を設置し、ご使用になるときに上げ下おろしできるようになっているので、トイレまわりがスッキリしています。もうスリッパを履き替えてもらうこともなく、車いすの方も段差の心配なくトイレに入っていただくことができます。
下駄箱とうがいコーナー(ビフォー)
歯医者さんなのでうがいコーナーが設置されていましたが、待合室から少し離れたところにあり、下駄箱が横に設置してあるためうがいしている姿が他の方から見えてしまう場所でした。
おしゃれにお姿隠します!(アフター)
下駄箱とうがいコーナーをトイレがあった場所に移動しました。下駄箱を入口入ってすぐの場所に移動したので、来院してきた患者様の動線に無駄がありません。また、うがいコーナーの前に格子を設置し、うがいしている姿を他の患者様から見えにくくする工夫もしています。待合スペースも広くなったことで、患者様にゆったりと座って待ってもらえます。