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住宅にとって重要な防水工事

蒸し暑いですねぇ!東海地区の梅雨明けは例年だと7月20日前後なので、もう少しの辛抱ですが梅雨が明けても今度は強烈な暑さがくるので嫌ですね!今週は、鈴木が担当します!

先日、鉄骨造3階建て、屋根形状は水平の陸屋根の店舗付き住宅の改修工事を行いました。内容は、リビング、キッチン、ダイニング、和室、洗面所の改修工事及び屋上、バルコニーの防水でした。その中から、今回は防水工事を取り上げたいと思います。

屋上やベランダ等の防水工事には主に以下の4つの種類があります。

①FRP防水

②ウレタン防水

③シート防水

④アスファルト防水

どういった特徴があるかというと

①FRP防水

ガラス繊維で強化したプラスチックを屋上に塗布する工事方法です。耐用年数は、12年程度です。メリットとしては、硬化スピードが早いので施工期間が短い事です。またFRPは軽量なので建物への負担が軽減できます。デメリットは伸縮性があまり期待できないので、建物が大きく揺れると割れる可能性があります。住宅のベランダはFRP防水が多いです。

②ウレタン防水

ウレタン樹脂を施工箇所に複数回塗る事で防水層を形成して水の侵入を防ぎます。耐用年数は12年程度です。2種類の工法があり「密着工法」と「絶縁工法」です。密着工法は、下地の上にウレタン防水材を塗布し、補強材とウレタン防水材を重ねて、防水層を厚くする工法です。こちらのメリットは、複雑な形の屋上でも施工しやすい事です。絶縁工法は、専用シートの上からウレタン防水材を塗布して、通気を良くする工法です。あと、通気効果と緩衝効果を併せ持つシートの上にウレタン防水材を塗り重ねた、準密着、絶縁式の複合塗膜防水工法の通気緩衝工法もあります。デメリットは、夏場、冬場で硬化速度が変わり、特に冬場の気温の低い日は1日で終わらないケースがあります。

③シート防水

ゴム製シートや塩化ビニールシートを張り付け防水層を作る方法です。シートなので厚みが均一で、塗膜防水と比べると仕上がりのバラツキはありません。耐用年数は15年程度です。古い防水層を撤去せず施工できる場合があり、下地処理の手間が軽減するので短時間で施工できるのがメリットです。デメリットはシートを張り付ける為、複雑な形状やでこぼこした屋上には向いていません。

④アスファルト防水

合成繊維不織布のシートに液状に溶かしたアスファルトをしみこませコーティングしたルーフィングシートを2層以上に仕上げることで、防水機能を強固にする積層工法です。広い場所への施工が適しているので、学校やマンション等の屋上や屋根に採用されることが多いです。耐用年数は20年程度です。 今回の工事では、設置物があったり、狭い場所もあったので、ウレタン防水を提案し、密着工法と通気緩衝工法にて工事をしました。

防水が劣化していると、雨漏りの原因となります。雨漏りして建物内部に水がまわると構造材の腐食やカビ等の発生で健康被害にもなります。今が大丈夫でも、雨漏りしてからでは大変です。特に15年以上経過している場合は、防水工事の検討をされてみてはどうでしょうか。

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