みなさんこんにちは。
今年も後2週間となってしまいました。
1年を振り返れば早いものですね。
12月半ばに入り急に寒くなりました。
みなさまにおかれましては体調管理には十分注意して頂き、
良い年末年始を迎えて下さい。
今週のブログは杉本が担当させて頂きます。
今回は、新築住宅の品質管理について
簡単に話をさせて頂きます。
今回の新築住宅は木造平屋建てです。
私達、現場担当者は下写真の部分については、
特に注意して管理しなければならない部分になります。
(木造住宅における構造耐力上主要な部分)
構造耐力上主要な部分とは、建築物にかかる荷重と外力を支える部分です。
具体的には、基礎、基礎ぐい、壁、柱、小屋組み、土台、
筋かいや火打材などの斜材、床版、屋根版、梁やけたなどの横架材を指します。
今回の管理部分は【基礎】についてです。
この新築住宅基礎構造は、ベタ基礎を採用しています。
(ベタ基礎構造)
ベタ基礎は、型枠・鉄筋を組立て、コンクリートを流し込み完成です。
この中で1番重要な管理部分は、鉄筋組立になります。
図面通りに配筋してなければ、建物強度は確保できません。
基礎部位によっては、
・配筋の組立の違い(鉄筋を並べる間隔の違い)
・鉄筋の太さの違い(D10、D13、D16の違い)
・補強筋の本数・入れ方等
が、設計図面に記されていますので、各部位毎チェックをしています。
配筋確認では、必ず写真撮影による管理を実施しています。
私は、工事黒板・鉄筋マーカー・スケールを用いて管理しています。
↓(黒板・鉄筋マーカー無し:例①)
↓(黒板・鉄筋マーカー・スケール有り:例①)
鉄筋の太さ・間隔を管理しています。
↓(黒板・鉄筋マーカー無し:例②)
↓(黒板・鉄筋マーカー・スケール有り:例②)
鉄筋の太さ・本数・間隔を管理しています。
↓(黒板・鉄筋マーカー無し:例③)
↓(黒板・鉄筋マーカー・スケール有り:例③)
補強筋の太さ・本数を管理しています。
工事黒板・鉄筋マーカー・スケールを使用する事で、
管理したい部分の配筋が明確に解ると思います。
お客様にも「図面通りの鉄筋組立がされています。」と、
写真管理報告が出来ます。
弊社では、隠蔽部分に関しては特に力を入れ管理しています。
さらに基礎コンクリートの強度も監理しています。
みなさまは、コンクリートは全て同じだと思っていませんか?
コンクリートは、セメント・骨材・水・混和材料にて形成されており、
設計図にはコンクリートの種類・強度・骨材の大きさが記されています。
コンクリートの管理では、設計図のコンクリート強度値を、
月日によってのコンクリート強度補正値を増して発注しています。
春・秋のコンクリート、冬のコンクリート、夏のコンクリートでは、
強度補正値が違う為、月日の管理も行っています。
コンクリートの強度補正月日は、地域によって違う為、
施工地域での情報収集は必ず行って管理しています。
弊社では、色々な部分において施工管理をさせて頂いております。
これから、新築を考えられているお客様は、
気軽にLIXILリフォームショップ太啓建設までご相談下さい。
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