皆さん、こんにちは、
また新型コロナウイルスの感染が拡大してきましたね。
三密を避けて、「感染しない・感染させない」予防対策を徹底していきたいと思います。
今回は、久しぶりに 杉本 が担当します。
リフォーム工事をする上で必要な、現場発生材の廃棄物処理の話をします。
リフォーム工事においては、必ず発生するのが
現場発生材と呼ばれる産業廃棄物です。
例:取替えした既設トイレ
新設トイレの梱包材
塗装作業時のビニール養生材
めくったクロス、床材等、
いろいろな現場発生材があります。
この様な現場発生材を、LIXILリフォームショップ太啓建設では、
廃材置場に集積・保管し、産廃運搬処理業者と産廃委託契約を結び、
適正産廃処理をしています。
現場発生材の中でも、分別できる物は分けて処分しています。
当店では、鉄くず、廃プラスチック、木くず、水銀物(蛍光灯等)、
混合廃棄物の、5種類に分けて分別処理をしています。
混合廃棄物のパレット、分別パレット・袋等がいっぱいになれば、
随時パレット交換処理をしています。
建設業の産廃処理時には、産業廃棄物管理票(マニフェスト)を交付して
不法投棄の防止を行っています。
☆産業廃棄物管理票(マニフェスト)とは
マニフェスト制度は、産業廃棄物の委託処理における
排出事業者責任の明確化と、不法投棄の未然防止を目的として
実施されています。産業廃棄物は、排出事業者は自らの責任で
適正に処理することになっています。その処理を他人に委託する
場合には、産業廃棄物の名称・運搬業者名・処分業者名、
取扱い上の注意事項などを記載したマニフェストを交付して、
産業廃棄物と一緒に流通させることにより、産業廃棄物に関する
正確な情報を伝えるとともに、委託した産業廃棄物が適正処理
されていることを確認する為の書類です。
☆紙マニフェストの流れ
紙マニフェストは、A票~E票の7枚つづりとなっています。
A票・・・・排出事業者の保存用
B1票・・・運搬業者の控え
B2票・・・運搬業者から排出事業者に返送され、処分終了を確認
C1票・・・処分業者の保存用
C2票・・・処分業者から運送業者に返送され、処分終了を確認
D票・・・・処分業者から排出事業者に返送され、処分終了を確認
E票・・・・処分業者から排出事業者に返送され、最終処分終了を確認
紙マニフェストが返送された排出事業者は、A票と収集運搬業者、
処分業者から戻ってきたB2票・D票・E票を照合し、
適正であることを確認しなければなりません。
又、マニフェストの保存期間は5年間となっています。
産業廃棄物管理票(マニフェスト)を交付した排出事業者は、
廃棄物処理法第12条の3第7項に基づき、
事業場ごとに前年度1年間のマニフェスト交付等の状況について、
都道府県知事等への報告が義務付けられているので、
適正に処理報告をしています。
当店では、紙マニフェスト交付だけでなく電子マニフェスト管理にて対応しています。
☆電子マニフェストとは
電子マニフェストは、マニフェスト情報を電子化し、排出事業者、収集運搬業者、
処分業者の3者が情報処理センターを介したネットワークでやり取りする仕組みです。
電子マニフェストによる交付なら、書類返送の確認管理、
マニフェストの保存管理、マニフェスト交付による知事への報告管理を、
情報処理センターで行ってくれます。
なので、私はパソコン画面上にて処理確認が出来るので、
いろいろな書類作成手間等が省けて助かっています。
省けた時間で、よりしっかりとした現場管理が可能になります。
私はかなりのアナログ人間ですが、デジタルの進化には日々感動しています。
最近のデジタル導入では、労務安全書類の管理も電子化しております。
当店でもデジタル化が日々進歩しているのでついていくだけでも大変です。
最近では、LIXILリフォームショップ太啓建設の、公式LINEを始めました。
アナログ人間の私は、LINEの友達追加をするのにも苦労しました。
宜しければ、皆さんもLIXILリフォームショップ太啓建設とLINE友達になって下さい。
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