2019年後半、中京競馬場で散々な目に遭い。
その後数匹の魚のために、雨の極寒の海で、修行体験?をし。
年末の見たかったTVを、寝過ごして見損なってしまいましたが・・・
2020年は、おみくじで中吉だったので、今年は良い年になりそうな吉富が今回担当します。
前回のブログで、私が担当している新築(平屋)の上棟までをあげさせてもらいましたが、
今回はその建物で採用した、ちょっと変わった施工事例を紹介します。
今回の建物は、部屋の天井高が高いという特徴があります。
1番天井高が高い部屋は3.3mになっており、
その部屋には普通の窓の上に、高窓と言われる光を取りいれたり、通気のための窓を設置しました。
光を取るだけなら、開かない窓でも良いのですが、通気となると窓の開閉が必要で、
且つ網戸も必要となります。
そういったことから、今回は網戸を室外側に設置し、
窓を内倒し窓にして専用の棒で開閉させるタイプにしました。
壁を作るにあたって最近の住宅の壁の下地には、
プラスターボードと言われる石膏を材料としたボードを使うのですが、
最大でも3.0mまでの長さしか無く、3.0m以上の高さの場合(例えば階段の空間)
ボードの繋ぎ目のクロスにクラックが入ってしまう事があります。
そのため、巾木と言われる15cmくらいの木材をつけたりするのですが、
今回はアルミ製のT型ジョイナーと言われる材料を、白く焼付塗装して施工しました。
仕上げに関しては5mmの巾のアルミ材しか見えず、大変綺麗に出来ました。
今後の経過を見て、良ければ今後、階段の空間等でもお客様に推奨していきたいと思います。
(1枚目の写真と同じアングルです)
さらに他の部屋で、天井の高さを高くすると、梁材が見えてしまう部屋があり、
そこには構造材の梁の上に、造作材の化粧梁と言われるものでカバーをし、
さらに横は構造の梁は無いのですが、飾りで化粧梁を設置することで、
空間のデザインにアクセントをつけました。
建築の材料は日々、色々な物が開発されています。
今度のオリンピック関連の建物も見に行って勉強したいと思っていますが、
もし家を建てたり、リフォームを考えている方で、気になるものがあったら、
写真等を撮ってこういう風に作りたいと、遠慮なく言ってください。
私達も知らない、良いものが世の中にはあると思うので、
教えて頂ければ出来る限りの事をしたいと思っています。
最後に、極寒の中での修行のご褒美。
小さなヒラメでしたが、釣れたので昆布〆にしたら絶品でした!
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